嘔吐恐怖症は社会的生活に大きな支障 嘔吐恐怖症は、発症すると、回避行動や安全確保行動が認められるようになり、電車やバスなどの公共交通機関に乗れない、酔った人や具合の悪そうな人を避ける、生ものや特定の食品を食べないなど社会的生活に大きな支障が生じる。パニック障害と対人恐怖の性格を両方含むのが特徴で、米国精神医学会の Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders (DSM)-W-TR では、特定の恐怖症に分類されている。先駆的に治療に取り組んでいる医療法人和楽会心療内科・神経科赤坂クリニック(東京都)の貝谷久宣理事長に同恐怖症の概要と治療法について聞いた。
パニック障害の症状として多発
ソフトウエアによる嘔吐恐怖症治療が奏効
3D画像で飛行機恐怖症、雷恐怖症も治療
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