不安の医学

−うつ病−

日 時
平成10年2月1日(日)
PM 1:30 〜 5:10
(開場 PM 1:00)

場 所
早稲田大学 国際会議場
井深大記念講堂

入場料
無料(先着458席)

 うつ病はたいへんポピュラーな病気です。アメリカの国立精神衛生研究所の研究によれば、感情障害の男女比は1:2とされ、女性にうつ病が多い一方、アルコール中毒はその男女比は5:1と男性に圧倒的に多いとされていました。ところが、最近の研究によれば、調査時点でうつ病であったり、またはうつ病の既往のある人は100人に男性5.7人、女性5.6人と男女差がないことが明らかにされました。うつ病の年間発症率は1,000
人に対し男性では2.1人女性では2.5人という結果でした。うつ病は充分に理解し上手に対処すれはコントロールできる病気です。この講演会では、この病気の理解を深めコーピングを学びます。

開演の挨拶
心療内科・神経科 赤坂クリニック理事長
貝谷 久宣

総合司会
昭和大学藤ケ丘病院精神神経科教授
樋口 輝彦

● PM 1:30 〜 2:20
うつ病の診断と治療
東京女子医科大学神経精神科講師
坂元 薫

● PM 2:20 〜 3:10
老年期のうつ病
独協医科大学神経精神科教授
大森 健一

● PM 3:10 〜 3:30
休憩

● PM 3:30 〜 4:20
うつ病の薬物療法
杏林大学医学神経精神科助教授
田島 治

● PM 4:20 〜 5:10
うつ病患者家族の対応
東京大学医学部附属病院分院神経科講師
小野 博行


home1.gif (2186 バイト)