環境ホルモンから身を守るために
今回は今話題になっている環境ホルモンについて名古屋市医師会のパンフレット(青木光子氏作成)の内容を示そう。
環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)がいま、問題になっています。
環境ホルモンとは、体の中に入ると、ホルモンと同じような働きをするものをいいます。
内分泌というのは、脳下垂体、甲状腺、卵巣や精巣など、体の中にあるいろいろな内分泌器官から出されるホルモンのことです。
このホルモンはおもに血液で各部に運ばれ、ほんの少量で私たちの体の成長や生殖などに大きく関係しているのです。
ところが、環境ホルモンといわれる化学物質が体内に入ると、正常なホルモンのバランスをくずし、生殖機能に影響したり、免疫力が低下するなど、さまざまな形で健康をさまたげることが分ってきました。
環境ホルモンとうたがわれている化学物質には、有機塩素化合物であるダイオキシン類や有機スズ、あるいはプラスチック製品に柔軟性をもたせる可塑剤など70種類以上もあります。
そこで、環境ホルモンから身を守るためには
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食器、哺乳瓶、おもちゃなどは、なるべくプラスチック製品をさけるようにしましょう。 |
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電子レンジには、ガラスか陶器の容器を使う。 |
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使いすてのプラスチック容器は再利用しない。 |
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食品はなるべく無農薬、無添加のものを選ぶ。 |
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室内はいろいろの化学物質で汚染されています。換気を十分にしましょう。 |
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家庭ではゴミをもやさないようにしましょう。 |
Que Sera Sera VOL.17 1999 SUMMER
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