第26回 ワークショップ 詳細

第26回 東京認知行動療法アカデミー ワークショップ

◆日時◆
2012年4月22日(日)
◆会場◆
早稲田大学国際会議場
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田 1-20-14
◆テーマ◆
「 うつ 」
申し込みは終了いたしました。


◆受付締切◆
2012年4月11日(水) までにご希望の回のページにある 申し込みボタン にてお申し込みくださいませ。
◆当日受付可能な講座◆
ございません。締切日までにお申し込みくださいませ。
◆受講資格について◆
受講できるのは、原則として、医師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、理学療法士、薬剤師、教員免許、学校心理士、産業カウンセラーの資格を持つ方か、心理学系の学部に在学中か卒業された方、心理系の大学院に在学中か修了された方です。
◆受講費について◆
受講料は1科目ごとに8千円です。
・第1会場で行なわれる原井先生・加濃先生のワークショップの受講料は2コマ 16,000円となります。
・第2会場で行なわれる伊藤先生のワークショップの受講料は2コマ 16,000円となります。
◆受講者数について◆
各科目とも先着順に受け付け、定員に達した場合は〆切とさせていただきます。
◆証明書について◆
受講された方には、1科目ごとに、受講証明書を発行いたします。
詳しくは、「研修受講証明書発行のご案内」をご覧ください。

ワークショップ プログラム

◆第1会場◆
通常
ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
1 9:00~11:00 アルコール依存症の認知行動療法
講義
[定員30]
満席となりました
土田 英人
京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学講師
2 12:30~14:30
15:00~17:00
会って話して動く気にする ~依存症治療から始まり日常生活にも生かせる動機づけ面接~
ワークショップ
[定員50]
+追加募集20
満席となりました
原井 宏明
なごやメンタルクリニック院長
12:30~14:30
15:00~17:00
会って話して動く気にする ~依存症治療から始まり日常生活にも生かせる動機づけ面接~
ワークショップ
[定員50]
+追加募集20
満席となりました
加濃 正人
鵬友会新中川病院禁煙外来 医師/臨床心理士
昭和大学横浜市北部病院禁煙外来 兼任講師
◆第2会場◆
テーマ別
ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
3 9:00~11:00 うつ病の病型(定型・非定型・双極型)と経過・見分け方・治療法
講義質疑応答
[定員50]
満席となりました
山田 和夫
東洋英和女学院大学人間科学部 教授
医療法人和楽会 横浜クリニック院長
4 12:30~18:30 ストレスマネジメントに活かす認知行動療法の発想とスキル
ワークショップ
[定員50]
+追加募集30
満席となりました
伊藤 絵美
洗足ストレスコーピング・サポートオフィス 所長
千葉大学大学院医学研究院 子どものこころの発達研究センター 特任准教授

講師略歴

土田 英人
京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学講師
◆略歴◆
1969年京都市生まれ
1994年 東北大学医学部卒業、同年京都府立医科大学精神神経科教室
1997年 国立精神神経センター神経研究所(Research fellow)
2000年 京都府立医科大学大学院修了 医学博士
2001年 京都府立医科大学精神神経科助手
2005年 カターニャ大学医学部精神科認知行動療法研究室留学
2006年 明石市立市民病院心療内科医長,
2007年 京都府立医科大学精神神経科講師
2010年 ブリティッシュ・コロンビア大学生命科学研究所留学
2010 年京都府給与厚生課健康管理医(精神保健担当)
2012 年 京都府立医科大学精神医学教室講師 (現在に至る)

◆臨床専門領域◆
うつ病および不安障害の薬物療法と認知行動療法
◆研究分野◆
薬物依存の精神薬理学的研究
◆主な著書・訳書◆
土田英人,井上和臣.アルコール依存症の認知行動療法.日本アルコール精神医学雑誌41(6):497-503,2006
正木大貴, 土田英人, 福居顯二.アルコールと他の嗜癖.臨床精神医学36(10):1279-1283,2007.
土田英人.アルコール問題に対する認知行動療法.産業精神保健18(2):125-131,2010
◆所属学会◆
日本認知療法学会評議員、日本アルコール精神医学会評議員、日本不安障害学会評議員、日本生物学的精神医学会評議員、近畿精神神経学会評議員、日本精神神経学会専門医、日本アルコール薬物医学会、日本臨床精神神経薬理学会、日本うつ病学会、日本森田療法学会、
◆ワークショップ講師歴◆
第7回東京CBTアカデミー
ワークショップ概要
アルコール依存症の認知行動療法
認知行動療法は,アルコール依存症のみならず他の薬物依存症に対しても,治療や再燃予防においてその有効性が実証されている。
アルコールを含む薬物の乱用・依存は個人だけでなく社会全体として対処すべき大きな問題である。しかし,依存症の再燃率の高さだけでなく,依存症に対する社会からの偏見も社会復帰を阻害する大きな要因となっている。
そこで,患者の再燃防止だけでなく社会復帰という観点からも,今後ますます認知行動療法が,アルコール問題に対する治療の中心的な役割を担っていくであろう。
このワークショップでは,「アルコール依存症とはどのような病気か」を概説した後,アルコール依存症に対する認知行動療法についてレクチャーする予定である。
対象
初級~中級
原井 宏明
なごやメンタルクリニック院長
◆略歴◆
1986年国立肥前療養所に就職,山上敏子先生から行動療法を学ぶ。
1998年国立菊池病院に転勤。精神科医長。うつ病や不安障害,薬物依存の専門外来と治験などを担当。2000,2001年にハワイ大学精神科アルコール薬物部門に留学。
2003年臨床研究部長。2007年診療部長。
2008年医療法人和楽会なごやメンタルクリニック院長
精神保健指定医,日本行動療法学会認定専門行動療法士,動機づけ面接トレーナー
以下に略歴を載せています。

◆主な著作・編集◆
あなたの人生をはじめるためのワークブック(ブレーン出版)(訳),
不安障害の臨床心理学(東京大学出版)(分担),
人はなぜ人を恐れるか(日本評論社)(分担),
マルチラテラル心理学(CD-ROM版)有斐閣)(分担),
臨床心理学キーワード(有斐閣)(分担),他
◆資格◆
医師 精神保健指定医 日本行動療法学会認定専門行動療法士 日本精神神経学会認定精神科専門医認定試験合格
Member of Motivational Interviewing Network of Trainers(Trained in Crete, 2004)
◆所属学会◆
日本精神神経学会,日本心身医学会,日本行動療法学会,日本認知療法学会,日本行動科学学会,日本行動分析学会,日本アルコール薬物医学会American Society of Addiction Medicine, American Psychiatric Association, Association for Behavioral and Cognitive Therapies (Formerly Association for Advancement of Behavior Therapy), American Psychological Association, Motivational Interviewing Network of Trainers,日本児童青年期精神医学会
◆役職など◆
日本行動療法学会理事 学会誌「行動療法研究」副編集委員長
日本認知療法学会 学会誌「認知療法研究」編集委員
MiCampus BV adivisor  OCDの会 世話人
◆サイト◆
http://homepage1.nifty.com/hharai/contactinfo.htm
ワークショップ概要
会って話して動く気にする ~依存症治療から始まり日常生活にも生かせる動機づけ面接~
動機づけ面接(Motivational Interviewing)とは,「行動変容への動機形成および動機強化に指向した協働的で来談者中心的な面接スタイル」と定義される。アルコール依存症に対するランダム化比較試験において治療成績が良かった治療者の応答手技を実証的に解析することを起点として,MillerとRollnickが体系化し発展させた。MIはアルコール以外の物質依存にも効果があり,米国薬物乱用精神衛生管理庁(SAMHSA)の物質依存治療プロトコルにも取り入れられている。現在では糖尿病などの生活習慣病や不安障害などにも効果が確認されたり,応用されたりしている。MIは認知行動療法の効果研究から始まっているが,その哲学はロジャースの来談者中心療法により近い。

本WSにおいては,MIトレーナーの国際ネットワーク(MINT)に所属する2名のトレーナーが協同して,翻訳された解説書等ではあまり触れられていないMIのコツやミソを,エクササイズやデモンストレーションを交えて解説していく。前半においては,MIの基本戦略であるOARS(開かれた質問-是認-聞き返し-要約)や,とくにその中でも聞き返しについて徹底練習を行う。日本で一般的に行われる来談者中心療法における聞き返しとの差を実感していただくことができるだろう。後半においては,前半で習得した知識を踏まえての総合練習や観察学習,そしてMIに流れる哲学についての紹介を行う予定である。
本WSは4時間半で一括の講座となる。原則として前半のみ,後半のみの選択はできない。途中で合計30分程度の休憩を設ける予定である。
参考書
1)Motivational Interviewing【http://www.motivationalinterview.org/】
2)Enhancing Motivation for Change in Substance Abuse Treatment Treatment Improvement Protocol (TIP) Series 35. 【翻訳 http://harai.main.jp/puroto/puroto1.html】
3)Motivational Interviewing : Preparing people for change (2nd ed). Miller WR & Rollnick S. Guilford Press (New York) 2002. 【翻訳 動機づけ面接法 基礎・実践編,松島義博, 後藤恵訳,星和書店 2007】
4)Health Behavior Change: A Guide for Practitioners. Rollnick S et al. Churchill Livingstone (New York) 1999.【翻訳 健康のための行動変容 保健医療従事者のためのガイド.地域医療振興協会公衆衛生委員会PMPC研究グループ訳,法研 2001】
5)動機づけ面接トレーニングビデオ[導入編][応用編](DVD).原井宏明.【OCDの会(http://ocd-2004.hp.infoseek.co.jp/)より購入可】
対象
CBTや一般の心理療法についての経験の条件は問いません。
動機づけ面接に関しては初級者向けとします。

加濃 正人
鵬友会新中川病院禁煙外来 医師/臨床心理士
昭和大学横浜市北部病院禁煙外来 兼任講師
◆略歴◆
1987年 横浜市立大学医学部卒業
1991年 同大学大学院医学研究科修了
2001年以降 新中川病院勤務。禁煙補助薬が保険適用される以前から心理面接主体の禁煙外来を立ち上げ,現在に至る。
2007年 禁煙指導に心理面接を本格導入するために臨床心理士資格を取得。
2007年以降 日本論理療法学会(現日本人生哲学感情心理学会)にて菅沼謙治会長よりREBTを学ぶ。現在はインストラクターとして会員の研修を担当している。
2008年以降 原井宏明氏に師事しMIを学び,禁煙外来で用いている。2011年,MIトレーナーネットワーク(MINT)の新規トレーナー研修に参加し,日本で4人目のトレーナーとなる。2011年末には横浜MI研究会を立ち上げる。

◆主な著書◆
「タバコ病辞典」実践社,2004
「禁煙医療のための基礎知識」中和印刷,2006(共著)
「禁煙学」南山堂,2007(分担執筆)
「禁煙外来ベストプラクティス」日系メディカル開発,2010(共著)
◆資格等◆
医師 臨床心理士 禁煙指導専門医(日本禁煙学会) 禁煙支援医(日本禁煙科学会)
動機づけ面接トレーナー(MINT) REBTインストラクター(日本人生哲学感情心理学会)
◆所属学会(役職)等◆
禁煙心理学研究会(世話人) 横浜MI研究会(代表世話人)
日本禁煙学会(評議員,禁煙治療委員会委員) 日本禁煙科学会 日本呼吸器学会 神奈川県内科医学会
日本人生哲学感情心理学会(関東支部監事) 日本心理臨床学会
◆ワークショップ講師歴◆
行政,学会,医師会等が主催するMIやREBTの研修を年間30回程度担当している。
2011年の実績は下記。
http://tobaccobyo.cocolog-nifty.com/lecture/2011/01/2011-9e33.html
ワークショップ概要

山田 和夫
東洋英和女学院大学人間科学部 教授
医療法人和楽会 横浜クリニック院長
◆略歴◆
昭和56年3月横浜市立大学医学部医学科卒業
昭和56年 4月横浜市立大学医学部附属病院神経科研修医
昭和58年 6月横浜市立大学医学部附属病院神経科常勤医
昭和58年12月神奈川県立芹香院常勤医
昭和61年 6月横浜市立大学医学部神経科助手
昭和62年 4月横浜市立大学医学部神経科医局長
平成 1年 6月研水会平塚病院副院長
平成 3年 4月国立横浜病院精神科医長
平成 5年 6月横浜市立大学医学部附属浦舟病院神経科講師
平成10年12月横浜市立大学医学部附属浦舟病院神経科部長
平成12年 1月横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター
精神医療センター部長(助教授)
平成14年10月東洋英和女学院大学人間科学部教授
 現在に至る(同上)
平成15年4月より和楽会横浜クリニック院長(兼任)

◆現職◆
東洋英和女学院大学人間科学部教授
和楽会横浜クリニック院長
精神科ネット編集長
横浜地方裁判所精神保健審判員
日本生産性本部メンタルヘルス研究所精神保健嘱託医
日立情報システム精神保健産業医
横浜住宅供給公社精神保健嘱託医
横浜市衛生局精神科嘱託医
(株)コマス精神保健産業医
社会福祉法人信愛会理事
◆公職◆
前厚生労働省感情障害研究班班員
元厚生労働省がんと精神症状研究班協力班員
元横浜地方法務局精神保健嘱託医
前神奈川県立がんセンター精神科医師
前横浜市精神医療審査会委員
横浜市教職員健康審査会委員
元平塚保健所精神保健嘱託医
元泉保健所精神保健嘱託医
◆研究分野◆
臨床精神薬理学、文化精神医学、臨床死生学
◆学会役員◆
日本不安障害学会理事・編集委員
21世紀医療フォーラムうつ病部会長
日本うつ病学会監事
日本自殺予防学会理事
日本病跡学会編集委員長、理事
日本精神科薬物療法研究会幹事
多文化間精神医学会理事
日本臨床死生学会評議員
日本医史学会評議員
日本時間生物学会評議員
Bipolar Disorder 研究会監事
前神奈川県医史学会会長
神奈川県精神薬理学会理事
神奈川県精神医学会運営委員
神奈川臨床精神病理研究会幹事
湘南精神懇話会幹事
横浜感情障害研究会幹事
横浜統合失調症研究会幹事
横浜不安抑うつ研究会幹事
横浜心身症アレルギー研究会幹事
横浜セロトニン研究会代表幹事
横浜リエゾン研究会幹事
◆著書◆
「よくわかる社会不安障害」主婦の友社、2012(印刷中)
「抗うつ薬のプラクチィカル・エッセンス」(共著)中外医学社、2012
「現代精神医学事典」(共著)弘文堂、2011
「心理臨床学事典」(共著)丸善、2011
「うつ病治療ハンドブック:社会不安障害とうつ病」(共著)金剛出版、2010
「うつ病薬物療法のエクセレンス―ミルナシプラン治療経験から見えてくるもの―」(共著)アルタ出版、2010
「脳と心のプライマリケア:不安の症候学」(共著)シナジー、2010
「『うつ』の最新治療情報」土屋書店、2010
「不安・うつは必ず治る」勉誠出版、2008
「非定型うつ病」日本評論社、2008
ころが楽になっていくノート」彩流社、2008
「マインドフルネス・瞑想・座禅の脳科学と精神療法」新興医学出版、2007
「現代倫理学事典」(共著)弘文堂、2006
「最新医学別冊 パニック障害」(共著)最新医学社、2006
「うつ病治療のコツと落とし穴」(共著)中山書店、2005
「Bipolar Disorder 3」(共著)アルタ出版、2005
「うつ病は本当に完治するか」(監訳)星和書店、2005
「気分障害の診療学―治療初期から治療終結まで-」(共著)中山書店、2004
「抗うつ薬の選び方と使い方」(編著)南江堂、2004
「今日の治療指針2004:難治性うつ病」(共著)医学書院、2004
「気分障害の治療アルゴリズム」(共著)じほう社、2004
「今日の治療と看護 改訂第2版:双極性障害」(共著)南江堂、2004
「精神医学文献事典」(共著)弘文堂,2003
「最新医学別冊 躁うつ病」(共著)、2003
「ガイドライン外来診療2002:うつ病」(共著)日経メディカル開発、2002
「SNRIのすべて:全般性不安障害」(共著)先端医学社,2002
「うつ病の合理的薬物療法-SSRIとの併用療法」メディカス,2001
「今日の治療指針2001年版:躁病,躁状態」 (共著)医学書院、2001
「臨床精神医学講座4・気分障害」(共著)中山書店,1998
「臨床精神医学講座S1・精神医学史」(共著)中山書店,1999
「最新内科学体系65・脳の高次機能障害」(共著)中山書店,1996
「パニック障害セミナー2004」(共著)日本評論社、2004
「パニック障害の精神病理」(共著)日本評論社、2002
「パニック障害の基礎と臨床」(編著)金剛出版,2000
「日常診療に役立つストレスケア入門」(共著)永井書店2001
「自律神経失調症」(編著)協和企画,1996
「精神分裂病」(共著)朝倉出版,1992
「睡眠覚醒リズム障害」(共著)ライフ・サイエンス社,1994
「改訂増補第3版精神保健福祉士養成セミナー1・精神医学」へるす出版,2008
「改訂増補第3版精神保健福祉士養成セミナー2・精神保健学」へるす出版2008
「AERA MOOK15 精神医学がわかる」(共著)朝日新聞社,1996  他
ワークショップ概要
うつ病の病型(定型・非定型・双極型)と経過・見分け方・治療法
形式
講義90分 質疑応答30分

伊藤 絵美
洗足ストレスコーピング・サポートオフィス 所長
千葉大学大学院医学研究院 子どものこころの発達研究センター 特任准教授
◆略歴◆
慶應義塾大学 文学部 人間関係学科 心理学専攻卒業
同大学大学院 社会学研究科 社会学専攻 博士課程満期退学
博士(社会学)
臨床心理士・精神保健福祉士

◆著書・訳書◆
認知療法・認知行動療法カウンセリング 初級ワークショップ(星和書店)/認知療法・認知行動療法 面接の実際(星和書店)/認知療法実践ガイド(共訳)(星和書店)/抑うつの臨床心理学(分担執筆)(東京大学出版会)/認知療法全技法ガイド(共訳)(星和書店)/強迫性障害治療ハンドブック(分担執筆)(金剛出版)/認知療法ケースブック(分担執筆)(星和書店)/『認知療法実践ガイド:困難事例編』(共訳,星和書店)/ 『認知行動療法,べてる式。』(共著,医学書院)など。
◆所属学会◆
日本認知療法学会(幹事)/日本ストレス学会(評議員)/日本心理臨床学会/日本健康心理学会/日本心理学会/日本カウンセリング学会
ワークショップ概要
ストレスマネジメントに活かす認知行動療法の発想とスキル
 認知行動療法(CBT)は、従来うつ病や不安障害を対象に構築された心理療法だが、最近はその適応範囲が広がり、本来心理的アプローチが難しいとされていた精神障害から、一般身体科の治療まで医療領域で幅広く活用されるようになってきている。
また医療だけでなくたとえば司法や教育、産業の場でも、様々な用途に合わせてCBTが活用されるようになっている。

 そこで本ワークショップでは、健康な人を含む幅広い対象者のストレスマネジメントのために、CBTをどのように活用するとよいか、ということを主テーマとすることにする。
特に自らのストレスコーピングのレパートリーをアセスメントすること、そしてCBTの基本モデルに沿って自らの体験をアセスメントすることの2つを中心に、レクチャーとワークを行う予定である。

 ところで対象者のストレスマネジメントを支援するためには、臨床家自身が自らのストレスを上手にマネジメントし、心身の健康状態を良好に保つ必要がある。さらにCBTを対象者に適用するには、当然臨床家自身がCBTを自分のために使えるようになっておく必要がある。
以上の理由から、本ワークショップのワークはすべて、受講者自身のストレス体験に焦点を当て、受講者自身のストレスマネジメントのスキルを向上させることに焦点を当てたいと考えている。
CBTの知識、実施年数に関わらず、日々ストレスを感じており、それを何とかしたいと考えている臨床家の受講を歓迎する。

 なお本ワークショップは2011年の第11回認知療法学会・第12回認知療法研修会に開催された「ストレスマネジメントと心理療法に活かすCBTのアセスメント」と同一のものである。
対象
特になし

申し込みは終了いたしました。

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