第36回 ワークショップ 詳細

第36回 東京認知行動療法アカデミー ワークショップ

◆日時◆
2014年10月5日(日)
◆会場◆
早稲田大学国際会議場
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田 1-20-14
◆テーマ◆
「 マインドフルネス 」
申し込みは終了いたしました。


◆受付締切◆
2014年9月25日(木) までにご希望の回のページにある 申し込みボタン にてお申し込みくださいませ。
◆当日受付可能な講座◆
ございません。締切日までにお申し込みくださいませ。
◆受講資格について◆
受講できるのは、原則として、医師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、理学療法士、薬剤師、教員免許、学校心理士、産業カウンセラーの資格を持つ方か、心理学系の学部に在学中か卒業された方、心理系の大学院に在学中か修了された方です。
第36回ワークショップは専門コースのみです。対象は原則受講資格を持った方ですが受講の希望があれば一般の方も受講可能です。
◆受講費について◆
受講料は1科目ごとに8千円です。
◆受講者数について◆
各科目とも先着順に受け付け、定員に達した場合は〆切とさせていただきます。
◆証明書について◆
受講された方には、1科目ごとに、受講証明書を発行いたします。
詳しくは、「研修受講証明書発行のご案内」をご覧ください。

ワークショップ プログラム

◆第1会場◆
テーマ別ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
1 10:00~12:00 マインドフルネス 日常生活への導入
ワークショップ
[定員30]
満席となりました
越川 房子
早稲田大学文学学術院 教授
2 13:00~15:00 マインドフルネスを理解し、実践し、そして継続するための理論と方法
ワークショップ
[定員50]
満席となりました
菅村 玄二
関西大学文学部総合人文学科 准教授
3 15:30~17:30 ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)におけるマインドフルネスの活用法
ワークショップ
[定員50]
熊野 宏昭
早稲田大学人間科学学術院教授 応用脳科学研究所所長
◆第2会場◆
通常ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
4 9:30~11:30 認知行動療法の基礎知識:心理療法、カウンセリングの利用者の役に立つために
講義
[定員50]
遊佐 安一郎
長谷川メンタルヘルス研究所所長、北海道医療大学客員教授、東京大学非常勤講師、国際基督教大学非常勤講師、高知県立大学看護学部非常勤講師、愛知県立大学看護学部非常勤講師、東海大学看護学部非常勤講師、聖路加看護学部非常勤講師
5 12:30~15:30 うつ病~うつ状態における認知行動療法の実際
講義
[定員50]
原田 誠一
原田メンタルクリニック・東京認知行動療法 研究所院長
6 16:00~18:00 ソクラテス式質問法
ワークショップ
[定員35]
満席となりました
堀越 勝
独)国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター:研修指導部長

講師略歴

越川 房子
早稲田大学文学学術院 教授
◆略歴◆
1982年 早稲田大学第一文学部卒業
1991年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程心理学専攻単位取得退学、早稲田大学文学部助手
1994年 早稲田大学文学部専任講師
1997年 早稲田大学文学部助教授
2002年 早稲田大学文学部教授

◆著書・訳書◆
「性格心理学ハンドブック」(共編著:福村出版)
「マインドフルネス認知療法」(監訳:北大路書房)
「ココロが軽くなるエクササイズ」(共編著:東京書籍)
「現代心理学入門」(共編著:川島書店)
「Horizons in Buddhist Psychology -Practice, Research & Theory-」(共編著:Taos Institute Publication)
「子どものストレス対処法―不安の強い子の治療マニュアル」(共訳:岩崎学術出版社)
「うつのためのマインドフルネス実習」 星和書店 越川房子・黒澤麻美共訳
など
◆ワークショップ講師歴◆
日本心理学会(代議員、機関誌編集委員)、日本教育心理学会、日本行動療法学会、日本カウンセリング学会、日本心理臨床学会 など早稲田大学人間科学学術院 教授
ワークショップ概要
マインドフルネス 日常生活への導入
マインドフルネスは、うつや不安に効果のある方法として知られています。
ワークショップでは、マインドフルネスの基本についてわかりやすく説明するとともに、日常生活への応用の仕方について紹介します。また、日常で使いやすい技法である、3分間呼吸空間法について実習します。マインドフルネスを臨床に適用するにあたっては、指導者自身がマインドフルネス諸技法の実践者であることが求められます。ご自身の日々の中でマインドフルネス瞑想を実践してきたいと考えている方の参加を希望します。
対象
ご自身の日々の中でマインドフルネス瞑想を実習したいと考えている方
菅村 玄二
関西大学文学部総合人文学科 准教授
◆略歴◆
1999年 早稲田大学人間科学部人間健康科学科卒業
2001年 早稲田大学大学院人間科学研究科健康科学専攻修士課程修了。その後,渡米し,University of North TexasとSaybrookUniversityの博士課程で,Michael J. Mahoney博士(認知行動療法の立役者であり,Cognitive Therapy and Researchの創刊でも知られる)に学んだが,諸事情により2005年に帰国。
2008年 早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程修了 博士(文学)
 同年 関西大学文学部助教
2010年 関西大学文学部准教授 現在に至る

◆学会等◆
日本マインドフルネス学会(理事)、日本心理学会(教育研究委員会)、日本健康心理学会、日本人間性心理学会、日本理論心理学会、American Psychological Association、Association for Psychological Science、Society for Constructivism in the Human Sciences(事務局長),<身>の医療研究会(理事),実証にもとづく心理トリートメント研究開発・普及促進センター(嘱託研究員)など
◆主な著書・訳書◆
『4枚組のCDで実践するマインドフルネス瞑想ガイド』(共編訳)
『認知行動療法と構成主義心理療法:理論,研究そして実践』金剛出版(監訳)
『カウンセリングのエチュード:反射・共感・構成主義』遠見書房(共著)
『身体心理学:姿勢・表情などからの心へのアプローチ』川島書店(分担)
『ロジャーズ:クライエント中心療法の現在』日本評論社(分担)
『複雑系叢書第2巻:身体性・コミュニケーション・こころ』共立出版(分担)
『ナラティヴと心理療法』金剛出版(分担)
『人間性心理学ハンドブック』創元社(分担)
“The Oxford Handbook of Health Psychology” Oxford University Press(分担)
など
ワークショップ概要
マインドフルネスを理解し、実践し、そして継続するための理論と方法
・マインドフルネスとは何か? ~意味の概念的な理解と体験的な理解~
・どのように実践を始めればよいか? ~先延ばし傾向の心理学理論~
・どうすれば実践を続けられるか? ~多忙な人でも続けられる方法~
 マインドフルネスの講義と実践を交互に行いながら,理解を深めていければ,と思います。また実践に取り組み,それを続けていくことに関する心理学の知見を解説し,自宅に帰ってからでも活かせるヒントを提供します。
推薦文献、参考文献
『4枚組のCDで実践するマインドフルネス瞑想ガイド』(北大路書房)
『マインドフルネスストレス低減法』(北大路書房)
『マインドフルネス認知療法』(北大路書房)
対象
マインドフルネスの知識や実践経験がない方,知識はあるがなかなか始められない方,始めてはみたものの続けられない方を歓迎します。

熊野 宏昭
早稲田大学人間科学学術院教授 応用脳科学研究所所長
◆略歴◆
1985年 東京大学医学部卒。
1995年 東京大学博士(医学)取得。東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学(東京大学心療内科)助教授・准教授)、
2009年4月から、早稲田大学人間科学学術院教授。
 研究面では、認知行動療法やマインドフルネスを含む非薬物介入の脳科学的研究、癌を含む生活習慣病・心身症・化学物質過敏症などの行動科学的研究、摂食障害およびパニック障害の病態生理・心理学的研究などが専門。
 臨床面では、早稲田大学人間科学学術院心理相談室において相談及び相談補助員の指導に当たるとともに、赤坂クリニック・綾瀬駅前診療所において、心理士と協力しながら、心身症、摂食障害、パニック障害、軽症うつ病などを対象に、薬物療法や面接治療に加え、リラクセーション、認知行動療法、アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)、マインドフルネスなどの行動医学的技法を用いている。

◆主な著書◆
新世代の認知行動療法/日本評論社、マインドフルネスそしてACTへ/星和書店、ストレスに負けない生活/ちくま新書、ほか。
◆学会等◆
日本行動療法学会理事長、日本不安障害学会理事、日本心身医学会評議員、ほか。
◆ワークショップ講師歴◆
東京認知行動療法アカデミー 第4・9・10・11・16・17・18・21・25・29・31・33回ワークショップ
ワークショップ概要
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)におけるマインドフルネスの活用法
行動分析学の系譜にあるACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)は、価値の明確化とコミットメントによって外顕的行動の変化をもたらすことを目標にしている。しかし、クライエントが頭でっかちになっていると、どうしても自発的行動が起こせないことも珍しくなく、そのような場合にマインドフルネスの活用が有効になる。また、治療者もクライエントと同じ言語の罠にはまることも少なくないため、マインドフルネスの実践を通した相互理解が治療プロセスを進める大きな力になることもある。本ワークショップでは、ACTにおけるマインドフルネスの位置づけや活用法について、ACTの理論・介入法・ケースとの関わりなどを踏まえて、多面的に理解することを目標にする。
対象
初級以上

遊佐 安一郎
長谷川メンタルヘルス研究所所長、北海道医療大学客員教授、東京大学非常勤講師、国際基督教大学非常勤講師、高知県立大学看護学部非常勤講師、愛知県立大学看護学部非常勤講師、東海大学看護学部非常勤講師、聖路加看護学部非常勤講師
◆略歴◆
1970年 上智大学英語学科卒業。国際基督教大学院教育心理学科に一時在籍後、ニューヨーク州立大学オールバニー校留学。
1977年 教育学博士号取得、Syracuse Developmental Center, Pilgrim Psychiatric Center, Kings Park Psychiatric Center等でPsychologistとして勤務
1990年 South Beach Psychiatric CenterでChief of Service として精神科病院での臨床管理に従事
1996年より長谷川病院クリ二カル・コーディネーター兼リハビリテーション部長
2003年より国際基督教大学非常勤講師
2005年-2007年 東京大学客員教授

◆著訳書◆
「DBT=弁証法的行動療法を学ぶ」こころの臨床、第6巻第4号、2007(星和書店)
「DBTワークブック」(監訳・星和書店)
「援助技法の実際 精神科リハビリテーション」(星和書店)
「家族療法入門」(星和書店)、「認知療法入門」(星和書店)
「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」(星和書店)
「別れからの再出発 見捨てられ傷ついた心をいやす5つのステップ」(星和書店)
「家族のための精神分裂病入門」(星和書店)他
◆所属学会役員◆
日本認知療法学会幹事、日本家族研究家族療法学会評議員、心理教育・家族教室ネットワーク運営委員、 日本家族カウンセリング協会顧問、日本精神神経学会、日本精神障害者リハビリテーション学会、American Psychological Association会員
◆ワークショップ講師歴◆
東京認知行動療法アカデミー 第1・2・5・12・13・14・17・18回ワークショップ
ワークショップ概要
認知行動療法の基礎知識:心理療法、カウンセリングの利用者の役に立つために
行動療法、認知療法、認知行動療法、そして認知行動療法の第三の波と言われる弁証法的行動療法やACTなど、認知行動療法も約半世紀にわたり、発展進化してきており、その臨床的適応範囲も大幅に広がってきている。このワークショップでは、これらのアプローチに共通する臨床の基礎となる理論と、それらの違いについて、実際に利用者(クライエント、患者、来談者)にどのように役に立つのかについての考えと照らし合わせて解説する。
推薦文献、参考文献
アーサー・フリーマン著 (遊佐監訳) 「認知療法入門」、星和書店
ユーナス・ランメロ + ニコラス・トールネケ著(松見監修、武藤+米山監訳)「臨床行動分析のABC」、日本評論社
熊野宏昭著 「新世代の認知行動療法」、日本評論社
対象
初級

原田 誠一
原田メンタルクリニック・東京認知行動療法 研究所院長
◆略歴◆
昭和58年東京大学医学部卒業、
東京都立中部総合精神保健センター、東京都立墨東病院、神経研究所附属晴和病院、東京逓信病院(医長)、三重大学医学部精神科(講師)、国立精神・神経センター武蔵病院(外来部長)を経て、
平成18年7月より現職

◆著訳書◆
正体不明の声:対処するための10のエッセンス.アルタ出版、2002
強迫性障害治療ハンドブック.金剛出版、2006
統合失調症の治療-理解・援助・予防の新しい視点.金剛出版、2006
キングドン、ターキングドン著 (原田誠一訳):統合失調症の認知行動療法.日本評論社、2002
キングドン、ターキングトン (原田誠一監訳):症例から学ぶ統合失調症の認知行動療法.日本評論社(2007年3月刊)
強迫性障害のすべてがわかる本. 講談社 (2009)
◆ワークショップ講師歴◆
東京認知行動療法アカデミー 第2・4・9・14・15・16・17・24・31回ワークショップ
ワークショップ概要
うつ病~うつ状態における認知行動療法の実際
うつ病~うつ状態で、認知行動療法を加味した精神療法をどう行うかについてのコツをお伝えする。
新しいトピックスにもいくつか触れる予定で、例えばその中には「対話型思考記録の紹介、利用法」「うつ状態の背景にある病態の把握と対応法が必要とされる場合(例:コミュニケーション強迫)」などが含まれる。
対象
特に制限なし

堀越 勝
独)国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター:研修指導部長

◆著書◆
堀越勝・野村俊明の共著「精神療法の基本:支持的精神療法から認知行動療法まで」医学書院
◆ワークショップ講師歴◆
第29・32回東京認知行動療法アカデミーワークショップ
ワークショップ概要
ソクラテス式質問法
ガイデッド・ディスカバリーはCBTを実施する際に重要な手法の一つである。中でもソクラテス式問答・質問は患者やクライエントと協働的な関係を保ちながら、目標に向かって進めるために有効な手法である。
本講座では、ソクラテス式問答の意味と具体的な方法を示し、実際に使えるように練習する。
推薦文献、参考文献
伊藤正哉・堀越勝共訳「統一プロトコール:ディビッド・バーロー著」診断と治療社
伊藤正哉・堀越勝共訳「現代の認知行動療法:ステファン・ホフマン著」11月発行
「対人援助のプロセスとスキル―関係性を通した心の支援」金子書房
対象
特になし

申し込みは終了いたしました。

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