第43回 ワークショップ 詳細

第43回 東京認知行動療法アカデミー ワークショップ

◆日時◆
2017年1月22日(日)
◆会場◆
早稲田大学国際会議場
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田 1-20-14
◆テーマ◆
「 公認心理師に備える認知行動療法(1) 」「 マインドフルネス 」
申し込みは終了いたしました。


◆受付締切◆
2017年1月12日(木) までにご希望の回のページにある 申し込みボタン にてお申し込みくださいませ。
◆当日受付可能な講座◆
ございません。締切日までにお申し込みくださいませ。
◆受講資格について◆
受講できるのは、原則として、医師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、理学療法士、薬剤師、教員免許、学校心理士、産業カウンセラーの資格を持つ方か、心理学系の学部に在学中か卒業された方、心理系の大学院に在学中か修了された方です。
◆受講費について◆
受講料は1科目ごとに8千円です。
学割適用(当日学生証提示の必要あり)で1科目ごとに5千円となります。
◆受講者数について◆
各科目とも先着順に受け付け、定員に達した場合は〆切とさせていただきます。
◆証明書について◆
受講された方には、1科目ごとに、受講証明書を発行いたします。
詳しくは、「研修受講証明書発行のご案内」をご覧ください。

ワークショップ プログラム

◆第1会場◆
テーマ別ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
1 9:45~11:45 認知療法・認知行動療法:誤解を解く
講義
[定員80]
大野 裕
一般社団法人 認知行動療法研修開発センター 理事長
ストレスマネジメントネットワーク(株)代表
2 12:45~14:45 公認心理師に備える認知行動療法:不安症の認知行動療法
講義
[定員80]
鈴木 伸一
早稲田大学 人間科学学術院 教授
3 15:15~17:15 公認心理師に備える認知行動療法:スクールカウンセラーが実践する認知行動療法
講義+(一部)ワークショップ
[定員80]
嶋田 洋徳
早稲田大学 人間科学学術院 教授
◆第2会場◆
テーマ別ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
4 9:15~11:15 マインドフルネス瞑想を学ぶ
講義+ワークショップ
[定員50]
満席となりました
越川 房子
早稲田大学 文学学術院 教授
5 12:00~15:00 ケアからみたマインドフルネス
講義+ワークショップ
[定員50]
井上 ウィマラ
高野山大学 文学部 教授
6 15:30~18:30 マインドフルネス実践を深める
講義+ワークショップ
[定員50]
満席となりました
伊藤 義徳
琉球大学教育学部 生涯教育課程 心理臨床科学コース 准教授

講師略歴

大野 裕
一般社団法人 認知行動療法研修開発センター 理事長
ストレスマネジメントネットワーク(株)代表
◆略歴◆
1978年 慶應義塾大学医学部卒業、同年慶應義塾大学医学部精神神経科教室
1985~1988年 コーネル大学医学部visiting fellow
1988年 ペンシルベニア大学clinical visit
1989年 慶應義塾大学医学部精神神経科専任講師
2002年 慶應義塾大学教授
2011年 現職

◆所属学会役員等◆
日本認知療法学会理事長、日本認知行動療法研修開発センター理事長、日本ストレス学会理事長、Academy of Cognitive Therapy 設立フェロー・公認スーパーバイザー、アメリカ精神医学会distinguished fellow
◆主な著書・訳書◆
『こころが晴れるノート』(創元社)、『はじめての認知療法』(講談社現代新書)、『マンガでわかりやすい認知行動療法』(医学書院)
◆ワークショップ講師歴◆
第1・5・15・17・20・28・34・35・38・39・41回東京認知行動療法アカデミーワークショップその他多数
ワークショップ概要
認知療法・認知行動療法:誤解を解く
認知療法・認知行動療法は公認心理師の業務の中で重要な位置を占めるアプローチのひとつである。それもあって認知行動療法に対する関心は高いが、それだけに誤解されることも少なくない。例えば、認知行動療法は考え方のクセを変えるアプローチであると言われることがあるが、これは必ずしも正しくない。認知行動療法は問題解決的アプローチであり、考えを修正するのは目的ではなく、問題に対処するための手段である。こうしたことを含めて、認知行動療法で誤解されやすい点を中心に、認知行動療法のエッセンスを紹介することにしたい。
参考文献
『簡易型認知行動療法実践マニュアル』(きずな出版、近刊)
『はじめての認知療法』(講談社k現代新書、2011)
対象
とくに指定はありません
鈴木 伸一
早稲田大学 人間科学学術院 教授
◆略歴◆
1992年に早稲田大学人間科学部卒業後、東京女子医科大学心理士、綾瀬駅前診療所心療内科心理士、岡山県立大学保健福祉学部専任講師、広島大学大学院心理臨床教育研究センター助教授,早稲田大学人間科学学術院准教授を経て、2010年より現職。

◆学会活動◆
日本行動療法学会評議員、日本認知療法学会幹事(副編集委員長,常任編集委員)、日本行動医学会理事、日本ストレス学会評議委員、日本循環器心身医学会理事他
◆専門領域◆
専門は認知行動療法、行動医学、臨床ストレス科学。最近の主な研究・実践活動としては,うつ病および不安障害の認知行動療法と復職支援,がんや心疾患をはじめとする重症身体疾患患者のメンタルケアとそのシステムの構築など
◆主な著書◆
『実践家のための認知行動療法テクニックガイド』(北大路書房)、
『レベルアップしたい実践家のための事例で学ぶ認知行動療法テクニックガイド』(北大路書房)、
『うつ病の集団認知行動療法実践マニュアル』(日本評論社),
『うつ病の行動活性化療法』(日本評論社),『社交不安障害』(金剛出版),
『学校,職場,地域におけるストレスマネジメント実践マニュアル』(共編著)(北大路書房)、
『慢性うつ病の精神療法』(医学書院)
『がん患者の認知行動療法』(北大路書房)
『からだの病気のこころのケア』(北大路書房)
◆ワークショップ講師歴◆
東京認知行動療法アカデミー 第23・24・30・34・37・40・41回ワークショップ 他
ワークショップ概要
公認心理師に備える認知行動療法:不安症の認知行動療法
 認知行動療法は,医療保健,産業,教育,福祉,司法などのさまざまな分野で活用され成果を上げている.また,2016年度にはうつ病の認知行動療法に加えて,不安症およびその関連障害の認知行動療法(パニック症,社交不安症,強迫症,PTSD)も保険診療化され,さらに今後の発展が期待される.また,公認心理師法が成立し,2018年から公認心理師がさまざまな現場で活躍するようになるが,国家資格となったことで,これまで以上にセラピーの質保証と説明責任が求められる時代になったといえよう.
 そこで,本ワークショップでは,不安症への認知行動療法の背景理論や基本技法を紹介するとともに,不安症の臨床において認知行動療法を有効に活用するためのポイントを実践例を交えながら紹介する予定である.
対象
特になし

嶋田 洋徳
早稲田大学 人間科学学術院 教授
◆略歴◆
1996年 早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程 修了 博士(人間科学)取得
広島大学総合科学部助手,新潟大学人文学部講師,助教授を経て,
2003年から,早稲田大学人間科学学術院助教授,准教授,教授

◆学会等◆
日本認知・行動療法学会(副理事長),日本認知療法・認知行動療法学会(常任編集委員),日本健康心理学会(常任理事,機関誌編集委員長),日本ストレスマネジメント学会(理事,編集委員),日本カウンセリング学会(常任編集委員),日本不安症学会(評議員),日本教育心理学会(常任編集委員),ほか
◆ワークショップ講師歴◆
東京認知行動療法アカデミー 第19・第29・第35・第39回ワークショップ
ワークショップ概要
公認心理師に備える認知行動療法:スクールカウンセラーが実践する認知行動療法
認知行動療法の着実な発展と共に,児童期青年期を対象とした認知行動療法も数多くの実践が行われています。学校の教員やSCなどの相談担当職員を対象とした生徒指導,教育相談等の研修会に「認知行動療法」を採り入れている自治体も珍しくはなくなってきました。そこで,本ワークショップでは,あらためて認知行動療法の基本的な考え方を概観しながら,児童期青年期の特徴を踏まえた支援の実際を学びます。
対象
初級,中級

越川 房子
早稲田大学 文学学術院 教授
◆略歴◆
1982年 早稲田大学第一文学部卒業
1991年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程心理学専攻単位取得退学、早稲田大学文学部助手
1994年 早稲田大学文学部専任講師
1997年 早稲田大学文学部助教授
2002年 早稲田大学文学部教授

◆著書・訳書◆
「性格心理学ハンドブック」(共編著:福村出版)
「マインドフルネス認知療法」(監訳:北大路書房)
「ココロが軽くなるエクササイズ」(共編著:東京書籍)
「現代心理学入門」(共編著:川島書店)
「Horizons in Buddhist Psychology -Practice, Research & Theory-」(共編著:Taos Institute Publication)
「子どものストレス対処法―不安の強い子の治療マニュアル」(共訳:岩崎学術出版社)
「うつのためのマインドフルネス実習」 星和書店 越川房子・黒澤麻美共訳
など
◆所属学会等◆
日本心理学会(代議員、機関誌編集委員)、日本教育心理学会、日本行動療法学会、日本カウンセリング学会、日本心理臨床学会 など
◆ワークショップ講師歴◆
日本心理学会認定心理士研修会
発達臨床心理士資格取得講習会
高齢者疾患カウンセリング研修会
東京臨床心理士研修会
日本行動療法学会・認知療法学会ワークショップ
日本ブリーフサイコセラピー学会ワークショップ
東京認知行動療法アカデミーワークショップ
など
ワークショップ概要
マインドフルネス瞑想を学ぶ
本講義では、最近関心が高まっているマインドフルネス瞑想を、うつ、不安、感情調整(衝動性のコントロール)などに適用する際のポイントについて学んでいきます。今回は、MBCT(マインドフルネス認知療法)の中核的技法のひとつである「3分間呼吸空間法」をとりあげ、実際のワークを体験することを通して理解を深めて戴くことを予定しています。
対象
レベルは指定いたしませんが、ご自身でも実習を続けるお気持ちのある方を対象とします

井上 ウィマラ
高野山大学 文学部 教授
◆略歴◆
1959年山梨県生まれ。京都大学文学部哲学科宗教哲学専攻中退。
日本の曹洞宗で道元の只管打坐を学んだ後、ビルマのテーラワーダ仏教でヴィパッサナー瞑想とパーリ経典について研究。カナダ、イギリス、アメリカで瞑想指導の傍らで心理療法を学ぶ。マサチューセッツ大学医学部のマインドフルネス瞑想に基づいたストレス緩和法のインターンシップを特待生として終了。
現在は高野山大学で仏教瞑想に基づいたスピリチュアルケアの基礎理論と実践的援助法について構築中。

◆著書◆
『呼吸による気づきの教え』(佼成出版社)
『人生で大切な5つの仕事』(春秋社)
『心を開く瞑想レッスン』(大法輪閣)
『子どもの心のありかに寄り添う』(主婦の友社)
『見つめてごらん』(佼成出版社)
『呼吸を感じるエクササイズ』(岩波書店)
『看護と生老病死:仏教心理学で困難な事例を読み解く』(三輪書店)
◆共著◆
『瞑想脳を拓く』(佼成出版社)
『スピリチュアルケアへのガイド』(青海社)
『自分という自然に出会う』(講談社)
◆訳書◆
『呼吸による癒し』『やさしいヴィパッサナー瞑想入門』『ブッダのサイコセラピー』(ともに春秋社)
◆編書◆
『仏教心理学キーワード事典』(春秋社)
◆ワークショップ講師歴◆
朝日カルチャー、Be-Nature School、環境教育フォーラム、野外体験ファシリテーター養成講座、慶応大学超表象デジタルプロジェクト、日本緩和医療学会、東京認知行動療法アカデミーなど多数。
ワークショップ概要
ケアからみたマインドフルネス
チャイルドケア(子育て)、ターミナルケア(看取り)、グリーフケア(悲しみから生きる力へ)というケアのサイクルを支える潤滑油としてマインドフルネスを見直してみます。また、トラウマケア(泣けない状態から泣けるように)、グリーフケア(泣き笑いしながら出会いの意味を見つけ出せるように)、スピリチュアルケア(泣き笑いしながら生まれてきて死んでゆくことの意味を見つけ出せるように)というケアの進展を支えるメタスキルとしての考察もしてみたいと思います。
予習や復習には『呼吸による気づきの教え』(佼成出版社)、『スピリチュアルケアへのガイド』(青海社)、 『仏教心理学キーワード事典』(春秋社)などをご参照ください。
対象
上級者

伊藤 義徳
琉球大学教育学部 生涯教育課程 心理臨床科学コース 准教授
◆略歴◆
1998年 早稲田大学人間科学部卒業
2000年 早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了(修士(人間科学))
2003年 早稲田大学大学院人間科学研究は博士後期課程修了退学
2004年 早稲田大学人間科学部助手
2005年-7年 花園大学客員研究員
2005年 琉球大学教育学部講師
2007年 琉球大学教育学部准教授(現在に至る)

◆所属学会等◆
日本マインドフルネス学会(理事),日本感情心理学会(常任理事),日本認知・行動療法学会(理事),日本心理学会,日本心理臨床学会,日本認知療法学会,日本健康心理学会,日本パーソナリティ心理学会,日本心身医学会,日本トランスパーソナル精神医学/心理学会(以上,正会員)他
◆主な著書・訳書◆
「マインドフルネス&アクセプタンス:認知行動療法の新次元(監訳)」2005 ブレーン出版
「子どもと青少年のためのマインドフルネス&アクセプタンス:新世代の認知/行動療法実践ガイド(監訳)」2013 明石書店
「マインドフルネスと自己:自己の心理学は人を救えるか?」 梶田叡一・中間玲子・佐藤德(編著) 現代社会の中の自己・アイデンティティ 108-128. 2016 金子書房
「マインドフルネス認知療法:科学的心理療法と仏教の邂逅」精神療法(特集)マインドフルネスを考える,実践する 42(2), 46-53. 2016 金剛出版
「マインドフルネス系CBTのアセスメントとケースフォーミュレーション」臨床心理学(特集)認知行動療法を使いこなす 16(4),444-449.2016 金剛出版
◆ワークショップ講師歴◆
H28日本心理臨床学会春期大会ワークショップ講師(5時間)「マインドフルネスの意味と実践方法」
H27日本認知・行動療法学会大会ワークショップ講師(3時間)「マインドフルネスの意味と実践方法」
H25年日本学生相談学会ワークショップ講師(5時間)「マインドフルネスの科学と実践を楽しむ」
東京認知行動療法アカデミーワークショップ第6回,第32回,第41回他多数
ワークショップ概要
マインドフルネス実践を深める
このセッションは,「マインドフルネスについての概念や知識を得て,実践を体験してみた。でもその先は? 」という方のために,マインドフルネス瞑想の「深め方」について検討する場としたいと思います。「自宅で中々続けられない」「集中して,気づいて,その後は何をするの?」「ちょっとやってみたけど,結局マインドフルネスって何なの?」「無我とか無常とか言うけど,瞑想でわかるの?」など,実践方法についての疑問をお寄せいただき,それらについて検討することで,お互いにマインドフルネスの理解がより深まればと思います。
マインドフルネス瞑想は,認知のトレーニングです。何を鍛えるのかが分かれば,マインドフルネス瞑想はもっと楽しくなるはずです。
当日は,瞑想実践も行います。ヨガマットやクッション,バスタオルなどご持参いただければ,床に坐って一緒に瞑想をすることができます。お持ちの方は是非ご用意下さい。 もちろん,なくても椅子で参加OKです。
対象
中級以上(マインドフルネス瞑想に関する研修等を1回以上受け,自身でも瞑想を実践した経験のある人)

申し込みは終了いたしました。

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