ワークショップ 詳細情報

第15回 東京認知行動療法アカデミー ワークショップ

多数のお申込をいただきまして誠に有難うございました。
事前登録は終了させていただきました。
受付時間は開始30分前より各会場前で行います。
◆日時◆
第1日目:
  2009年 7月11日(土)
  13:00~17:00
第2日目:
  2009年 7月12日(日)
  9:00~17:00
◆会場◆
札幌
  大学共同利用施設 ACU(アキュ)
  http://www.acu-h.jp/index.php
◆テーマ◆
( 未定 )
申し込みは終了いたしました。


◆受付締切◆
2009年 7月7日(火) までにご希望の回のページにある 申し込みボタン にてお申し込みくださいませ。
◆当日受付可能な講座◆
ございません。締切日までにお申し込みくださいませ。
◆受講資格について◆
受講できるのは、原則として、医師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、理学療法士、薬剤師、教員免許、学校心理士、産業カウンセラーの資格を持つ方か、心理学系の学部を卒業された方、心理系の大学院に在学中か修了された方です。
◆受講費について◆
受講料は1科目ごとに1万円です。
◆受講者数について◆
各科目とも先着順に受け付け、定員に達した場合は〆切とさせていただきます。
◆証明書について◆
参加された方には、1科目ごとに、研修証明書を発行いたします。
詳しくは、「研修受講証明書発行のご案内」をご覧ください。
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ワークショップ プログラム

◆第1日目:7月11日(土)◆
講義
番号 時間 [会場] 講義タイトル
形式 [定員] 講師
1 13:30~15:00
[第1会場]
うつ病の認知療法
講義
[定員50]
大野裕
慶應義塾大学
保健管理センター教授
2 13:30~16:30
[第2会場]
学校不適応と不登校:
認知行動療法による効果的な介入
講義
[定員50]
森伸幸
北海道医療大学心理科学部講師
◆第2日目:7月12日(日)◆
講義・ワークショップ
番号 時間 [会場] 講義タイトル
形式 [定員] 講師
3 09:30~12:30
[第1会場]
統合失調症の認知行動療法の実際
講義
[定員50]
原田誠一
原田メンタルクリニック・
東京認知行動療法研究所院長
4 09:30~12:30
[第2会場]
発達障害:
教育場面における認知行動的支援の具体策
ワークショップ
[定員50]
松見淳子
関西学院大学文学部
総合心理科学科 教授
5 13:30~16:30
[第1会場]
パニック障害の認知行動療法
講義
[定員50]
坂野雄二
北海道医療大学
心理科学部臨床心理学科 教授
6 13:30~16:30
[第2会場]
容易で確実な認知行動療法実施法
ワークショップ
[定員50]
福井至
東京家政大学/東京家政大学大学院 教授
赤坂クリニック/東京サイバークリニック 臨床心理士
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講師略歴

大野裕
慶應義塾大学 保健管理センター教授
◆略歴◆
1978年 慶應義塾大学医学部卒業、同年慶應義塾大学医学部精神神経科教室
1985~1988年 コーネル大学医学部visiting fellow
1988年 ペンシルベニア大学clinical visit
1989年 慶應義塾大学医学部精神神経科専任講師
2002年 慶應義塾大学 保健管理センター教授(医学部 兼任教授;精神神経科学教授、衛生学・公衆衛生学教室)

◆所属学会役員◆
日本認知療法学会理事長、日本ストレス学会副理事長、日本精神神経学会評議員、
Academy of Cognitive Therapy 設立会員、アメリカ精神医学会distinguished fellow(最優秀フェロー)
◆主な著書・訳書◆
「うつ・不安に効く7つのステップ:ケータイ式認知療法」(大和書房)、
「心が晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳」(創元社)、
「「うつ」を治す」(PHP新書)、ライト、他(大野裕訳)
『認知行動療法トレーニングブック』(医学書院)
ワークショップ概要
「うつ病の認知療法」
認知療法の基本的な考え方とアプローチについて概説する。
とくに、認知療法を行う基礎となる症例の概念化に基づく治療方針の決定についてDVDを利用しながら説明した上で、認知再構成の実際について具体的にステップ・バイ・ステップで解説をする予定である。
推薦文献、参考文献:
大野裕『うつ・不安に効く7つのステップ:ケータイ式認知療法』(大和書房)
ライト、他(大野裕訳)『認知行動療法トレーニングブック』(医学書院)
定員
50名

森 伸幸
北海道医療大学心理科学部講師
◆略歴◆
1962年愛知県生まれ
北海道大学文学部行動科学科卒業
同大学大学院文学研究科行動科学専攻博士課程満期単位取得退学
北海道大学非常勤講師を経て、本学看護福祉学部助手、講師、
同心理科学部講師
臨床経験は,札幌市スクールカウンセラー(01~05),札幌保護観察所アドバイザリー(06~),など
専門は認知行動療法。臨床心理士

◆著書・訳書◆
アニマルセラピーの理論と実際(分担執筆),培風館
抑うつの臨床心理学(分担執筆),東京大学出版会
非対面心理療法の基礎と実践(分担執筆),培風館
行動心理学(分担執筆),勁草書房
認知行動療法(共訳),金子書房
わが子を殺す母親たち(共訳),勁草書房
ワークショップ概要
「学校不適応と不登校:認知行動療法による効果的な介入」
この講義では学校不適応について不登校を中心に,そのアセスメント,そして支援の仕方について解説します.不登校に関して文部科学省の調査による統計では不安・緊張を主訴とするものが一番多く,無気力を主訴とするものがついで多くなっています.このような不登校のタイプについてのアセスメントに加えて,性格的な要因のとらえ方や,ほかの障害との合併のチェックなどアセスメントには多くのポイントがあります.
 不登校は不安障害やうつ病との関連が予想されます.このような精神疾患との関連性を指摘することで本人や保護者の不安感や無力感をかえって高めてしまうことや,学校側が医療機関へ主導権を委ねてしまい,結果的に誰も積極的な関与をしない状態になるという問題があります.このため学校というシステムと医療というシステムの良い連携は欠かせませんし,本人への心理教育も重要です.不登校への認知行動療法的な介入では,心理教育という認知的なアプローチに加えて,エクスポージャーや強化といった行動理論的な考え方が非常に有効ですが,経過の見立て,年齢による違い,登校を促すタイミング,などが実際場面に適用する際に重要となります.その他にも別室登校の進め方,登校を再開した場合のフォローアップなどについても触れます.
推薦文献、参考文献:
参考書:
田上不二夫編著,「スクールカウンセラー事例ファイル いじめ・不登校」,福村出版.
坂野雄二編著,「スクールカウンセラー事例ファイル 情緒・行動障害」,福村出版.
岩本隆茂・和田博美編,行動心理学,勁草書房.
小林正幸,不登校時の理解と援助,金剛出版.
対象:
初級(不登校を理解したい方),
中上級(学校や病院で不登校への対応を行っている方).
定員
50名

原田誠一
原田メンタルクリニック・東京認知行動療法研究所院長
◆略歴◆
昭和58年東京大学医学部卒業、
東京都立中部総合精神保健センター、東京都立墨東病院、神経研究所附属晴和病院、
東京逓信病院(医長)、三重大学医学部精神科(講師)、国立精神・神経センター武蔵病院(外来部長)を経て、
平成18年7月より現職

◆著訳書◆
正体不明の声:対処するための10のエッセンス.アルタ出版、2002
強迫性障害治療ハンドブック.金剛出版、2006
統合失調症の治療-理解・援助・予防の新しい視点.金剛出版、2006
キングドン、ターキングドン著(原田誠一訳):統合失調症の認知行動療法.日本評論社、2002
キングドン、ターキングトン(原田誠一監訳):症例から学ぶ統合失調症の認知行動療法.日本評論社(2007年3月刊)
「強迫性障害のすべてがわかる本.講談社(2009)」
◆所属学会◆
日本認知療法学会(幹事)、日本精神科診断学会(評議員)、日本精神障害予防学会(評議員)、
日本統合失調症学会(評議員)など
ワークショップ概要
「統合失調症の認知行動療法の実際」
統合失調症に認知行動療法を拡大適応する臨床研究がイギリスを中心に行われており、演者も独自に試行錯誤を行ってきた。
当日は、まず統合失調症の治療・リハビリテーションに認知行動療法を組み入れる必要性がある理由を説明した上で、その実施法を解説する。さらに、急性期~慢性期の具体的な症例を呈示しながら統合失調症の認知行動療法の可能性を考える。
定員
50名

坂野雄二
北海道医療大学心理科学部臨床心理学科教授
教育学博士(筑波大学)
◆略歴◆
大阪生まれ
神戸大学教育学部教育心理学科卒業
東京教育大学大学院教育学研究科修士課程教育心理学専攻修了
筑波大学大学院博士課程心理学研究科中退

千葉大学教育学部講師,同助教授,早稲田大学人間科学部助教授,教授を経て現職
医療法人社団五稜会病院臨床心理士

1993年 米国サウスカロライナ大学医学部客員教授
2000年 米国MCP(Medical College of Philadelphia) Hahnemann大学客員教授

◆所属学会◆
日本行動療法学会理事長,日本行動医学会顧問,日本ストレス学会理事・日本自律訓練学会理事,
日本うつ病学会理事,日本不安障害学会理事,その他
◆学会活動等◆
日本行動療法学会認定専門行動療法士,臨床心理士,日本カウンセリング学会認定カウンセラー,
労働省認定中級産業カウンセラー,日本自律訓練学会認定自律訓練指導士,
米国 Academy of Cognitive Therapy 認定 Cognitive Therapist
◆著書◆
「うつ病の認知療法(監訳)」(岩崎学術出版社)
「認知行動療法」(日本評論社)
「臨床心理学」(有斐閣)
「認知行動療法の理論と実際(編者)」(倍風館)
「人はなぜ人を恐れるか(編者)」(日本評論社)
「うつ病―アセスメントと治療法の組み立て方(監訳)」(金子書房)
「パニック障害ハンドブック:治療ガイドラインと診療の実際(分担執筆)」(医学書院)
「ワークショップから学ぶ認知行動療法の最前線:PTSD・強迫性障害・統合失調症・妄想への対応(編)」(金子書房)
「ワークショップから学ぶ認知行動療法の最前線:うつ病・パーソナリティ障害・不安障害・自閉症への対応(編)」(金子書房)
「不安障害の臨床心理学(編著)」(東京大学出版会)他
ワークショップ概要
「パニック障害の認知行動療法」
不安障害の中でも,パニック障害はその「代表選手」とでも言えるものである.罹患率も高く,極めて一般的な不安障害である.
パニック障害に対する治療法は大きく進歩し,国内外でも治療法のガイドラインが公表されている.そこでは,薬物療法と認知行動療法の併用療法が推奨されている.ところが,認知行動療法をどのように実施するかを学ぶ機会はそれほど多くはない.
そこで本講では,パニック障害に対する認知行動療法の進め方について,患者さんに対する心理教育と導入の仕方,広場恐怖に対するエクスポージャーの実施の仕方,認知の修正の仕方を中心にその実際を学ぶ.
定員
50名

松見淳子
関西学院大学文学部総合心理科学科教授
◆略歴◆
1978年        米国 ハワイ大学大学院心理学科博士課程(臨床心理学専攻)卒業 Ph.D.(博士)
1979年- 1980年  米国 ニューヨーク大学医学部精神科臨床講師 (兼)
1979年- 1980年  米国 ニューヨーク市立ベレビュー病院専属サイコロジスト
1980年- 2000年  米国 ホフストラ大学心理学科助教授、准教授、教授
2000年        米国 ホフストラ大学名誉教授
2000年帰国-現在 関西学院大学文学部心理学科〔現総合心理科学科〕教授

◆所属学会◆
日本心理学会、日本行動療法学会(常任理事)、
日本行動分析学会(理事)
日本心理臨床学会、American Psychological Association (Fellow),
Association for Behavioral and Cognitive Therapies, International
Association for Cross-Cultural Psychology, Association for Psychological Science
◆主な著書(分担執筆)◆
『Handbook of research methods in abnormal and clinical psychology』McKay, D. (Ed.) Sage.2007
『認知行動療法 理論から実践的活用まで』下山晴彦(編) 金剛出版 2007
『Culturally responsive cognitive-behavioral therapy: Assessment, practice, and supervision.』Hays, P. & Iwamasa, G (Eds.)
  American Psychological Association; 2004.
『続 変容する子どもたち』;「LD 支援事業の実態と大学との連携」神戸市小学校長会・神戸市小学校教育研究会特別支援
  教育部(編)みるめ書房 2004.
『The comprehensive handbook of psychological assessment. Vol. 3: Behavioral Assessment』
  S. Haynes, & E. M. Heiby (Eds.) Wiley 2004.
 (監修)『臨床行動分析のABC』ユーナス・ランメロ、ニッコラス・ト-ルネケ(著) 武藤崇・米山直樹
 (監訳) 日本評論社2009
ワークショップ概要
発達障害:教育場面における認知行動的支援の具体策
学校園で実際にどのような認知行動的支援が行えるかについて研修します。ダイナッミクな教育現場の中で支援を必要とする発達障害のある幼児児童生徒に効果的に対応するために、機能的な行動アセスメントを行い、子どもと環境との相互作用の分析に基づき一人ひとりのニーズを同定し、具体的な対応方法を学校スタッフと共に考案します。特別支援の充実化と専門性が期待されている中、認知行動的支援により幅広く対応する方法を研修します。家庭との連携方法についても検討します。
定員
50名
これまでの他ワークショップでの講師歴:
認知行動療法、特別支援教育、発達障害関係のテーマでの講師歴

日本心理医療諸学会連合大会(2003)
日本行動療法学会(2005)
日本認知療法学会(2006)
日本行動分析学会(2008) 教育セッション
日本心理臨床学会(2005, 2006, 2007)
全国学校教育相談連合大会(2005)
大阪家庭裁判所家裁調査官研修会(2006)
日本産業カウンセラー協会関西支部(2006)
東京CBTアカデミー
西宮市特別支援教育コーディネーター研修会(2007)
神戸市特別支援教育コーディネーター研修会(2006)
長岡京市特別支援教育研修会(2006)   など

福井至
東京家政大学/東京家政大学大学院 教授
赤坂クリニック/東京サイバークリニック 臨床心理士
◆略歴◆
1982年 早稲田大学第一文学部卒業
1984年 早稲田大学大学院文学研究科博士前期課程心理学専攻修了(文学修士)
1999年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程心理学専攻単位取得退学
2000年 博士(人間科学) (早稲田大学大学院人間科学研究科論文提出)
早稲田大学人間科学部助手、札幌大学女子短期大学部講師・助教授、北海道女子大学助教授を経て2002年より東京家政大学/東京家政大学大学院に勤務

◆著書◆
「学習理論と認知行動療法」(培風館) 「抑うつと不安の関係を説明する認知行動モデル」 (風間書房)
「認知行動療法の理論と実際」(培風館) 「対人恐怖と社会恐怖」(日本評論社)
「アニマル・セラピーの理論と実際」(培風館) 「認知行動療法実践カード」(こころネット)
「非対面心理療法の基礎と実際」(培風館) 「不安障害の臨床心理学」(東京大学出版会) など
◆心理検査◆
Japanese Irrational Belief Test -Revised(JIBT-R) Depression and Anxiety Cognition Scale(DACS)
Depression and Anxiety Mood Scale(DAMS) General Self-Efficacy Scale(GSES) Stress Response Scale-18(SRS-18)
すべて「こころネット」発行
ワークショップ概要
容易で確実な認知行動療法実施法
このワークショップでは、うつ病性障害や不安障害のケース・フォーミュレーションが容易にできる質問紙と、認知行動療法が容易に確実に実施できる認知変容カード(認知行動療法実践カード)の使用法をお伝えします。認知行動療法の基礎から、ケース・フォーミュレーションの仕方、および認知行動療法の実施手順、さらに実際の認知変容の仕方を具体的に実習していきます。当日は認知療法のために開発された、JIBT-R、DACS, DAMS, GSES, SRS-18という4種類の質問紙を実際にご自分で実施・採点してみていただきます。また特に、管理職と教員のストレス耐性強化のために用いることのできる、管理職用質問紙MIBTと認知変容カード、および教員用質問紙TIBTと認知変容カードについてもご紹介します。
推薦文献、参考文献:
JIBT-R, MIBT, TIBT, DACS, DAMS,GSES,SRS-18,「認知行動療法実践カード」
すべて「こころネット」発行 (http://www.kokoronet.ne.jp/index.html
対象
初級・中級
定員
50名
これまでの他ワークショップでの講師歴
日本産業カウンセラー協会 向上訓練および専門研修講師(2002年~現在)
日本心身医学会研修会講師
日本学校教育相談学会ワークショップ講師
日本カウンセリング学会研修会講師
認知療法学会研修会講師 など

申し込みは終了いたしました。
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