−そうだったのか!あの癖・このこだわり−
〜強迫性障害と診断・治療〜
日 時
平成23年4月9日(土)
PM 1:30〜 4:20(開場PM 1:00)
場 所
愛知県産業労働センター 「ウインクあいち」
入場料
無料(先着170名)
強迫性障害とは、自分のミスや見落としなどをきっかけに、嫌悪感や感染症、不幸、災難などの嫌なイメージや想像・心配(強迫観念)が思い浮かび、取り払うために手洗いや確認、儀式(強迫行為)を繰り返す状態です。思春期頃に症状が始まる方が大半で、幼児期に起こす方や育児、責任ある地位に昇進したことなどをきっかけに起こす方もあります。小児・思春期の方の場合は、親が手伝うことが普通で、一度、手伝いを始めると止めるためには親子双方に相当な努力が必要になります。
最近は効果的な薬物療法をどこでも受けられるようになりました。しかし、薬物瞭法だけでは普通の生活に戻ることは難しく、薬を中断すると元に戻ってしまいます。回復したと言えるようになるためには認知・行動療法も必要です。
この講演会では、強迫性障害はどのような病気か、近縁の病態にはどのようなものがあるか、そして治療の方法について知識を得ることかできます。またご家族にとっても、ご本人をどのように動機づけすれば良いかについて具体例から学ぶことができます。
●プログラム●
● PM
1:30〜 1:35
開会の辞
医療法人 和楽会 理事長
貝谷 久宣 先生
● PM
1:35〜 2:25
「手洗いや確認を止められない!
強迫性障害という病気について」
兵庫医科大学精神科 教授
松永 寿人 先生
● PM 2:25〜 2:40
休憩
● PM
2:40〜 3:30
「行動して治す
〜認知・行動療法とOCD」
なごやメンタルクリニック 院長
原井 宏明 先生
● PM 3:30〜 4:10
「強迫性障害の闘病体験談
実際の患者さん」
インタビューアー
なごやメンタルクリニック 心理士
岡嶋 美代 先生
● PM 4:10〜 4:20
閉会の辞
医療法人 和楽会 理事長
貝谷 久宣 先生
共催
NPO 不安・抑うつ臨床研究会
明治製菓株式会社
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