−パニック障害に負けない−

日 時
平成12年4月15日(土)
PM 1:00〜4:00(開場12:30)

場 所
名古屋市中区役所ホール

入場料
無料(先着500名)

 パニック障害は不安の病です。パニック症状は、本来、突然不意に理由なく起こる病気ですが、繰り返しているうちに予期不安というものが前面に出てきて、自分の意識せぬうちに自分の気持ちで症状を誘発してしまっていることがあります。このような状況を克服するもっとも良い方法の一つは認知療法です。今回は本邦における認知療法の第一人者である井上教授に来名していただきお話を聞けることになりました。

 パニック障害の女性の好発年齢は30〜35歳です。すなわち妊娠・出産の最盛期といってよいでしょう。この講演会の第2のテーマはパニック障害を抱えた女性の妊娠・出産・育児の問題です。産科専門医の鈴森教授のお話を聞き、さらに、女性の精神医学が専門でもある岡崎教授の司会で出産を経験した患者さん、希望する患者さんを交えた座談会を開きます。

 気分転換として、ニューヨークを舞台に活動している患者さんの歌もあります。

●PM 1:00〜1:50
「パニックと心のつぶやき」

司会
医療法人和楽会 なごやメンタルクリニック
貝谷 久宣 理事長

鳴門教育大学人間形成基礎講座
井上 和臣 教授

●PM 1:50〜2:20
歌(リズム&ブルース)
Chihiro

●PM 2:20〜2:40 休憩

●PM 2:40〜4:00
討論会
「パニック障害婦人の妊娠・
   出産・育児について」

司会 三重大学医学部精神神経科
岡崎 祐士 教授

基調講演
「服薬と妊娠・出産」

名古屋市立大学医学部産科婦人科
鈴森 薫 教授

討論者
医療法人和楽会 なごやメンタルクリニック
貝谷 久宣 理事長

妊娠・出産・育児を体験した患者さん(数名)
妊娠・出産・育児を 控えた患者さん(数名)