不安の医学 第4回 横浜講演会 テーマ「社会不安障害」
日時:平成19年11月18日(日) PM
2:00より (開場PM1:30)
場所:横浜市教育会館 入場無料 (先着500席)
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人みしり、あがり症、対人恐怖と言われていた状態を近年の精神医学では「社会不安障害」と言っています。過去10数年の間に社会不安障害の研究が急速に進歩しました。従来、対人恐怖は日本や韓国に特有な病態であり、欧米諸国には殆んどいないとされていましたが、そんなことはなく、この病気を持つ人は人口の10数パーセントに上ると考えられています。社会不安障害の研究が進歩した最も大きな要因はSSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)という薬がこの病気に著明に効果を発揮することが判明したからです。性格だから治らないといわれていた状態が、この薬物の出現により著しく改善されるようになりました。すなわち、この薬は性格を変えてしまうほど効果があるのです。
本講演会では、社会不安障害の病気としての症状、実際の事例、薬物療法、認知行動療法について第一線の治療家によってわかりやすく説明されます。
お誘い合わせの上、多数の方々のご参加をお待ちいたしております。 平成19年 長月 吉日 |
プログラム
司会:医療法人 和楽会 理事長 貝谷久宣
PM 2:00〜2:30
「社会不安障害とはどんな病気でしょうか?」
北海道大学保健管理センター講師
朝倉聡
PM 2:30〜3:00
「社会不安障害の事例提示」
東京大学医学部附属病院精神神経科助教
音羽健司
PM 3:00〜3:20 休憩
PM 3:20〜3:40
癒しの音楽 ピアノ弾き語り
芳田マヤ
PM 3:40〜4:10
「社会不安障害の薬物療法」
医療法人和楽会横浜クリニック院長
東洋英和女学院大学人間科学部教授
山田和夫
PM 4:10〜4:40
「社会不安障害の認知行動療法」
早稲田大学人間科学学術院准教授
鈴木伸一
PM 4:40〜5:00 質疑応答
共 催:NPO不安・抑うつ臨床研究会.
明治製菓株式会社
事務局:医療法人和楽会 横浜クリニック
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