第7回 横浜講演会
テーマ「急増する現代型うつ病:非定型うつ病」
日時
平成23年2月12日(土) PM
2:00より (開場PM1:30)
場所
はまぎんホール ヴィアマーレ 入場無料(先着500席)
〒220-8611 横浜市西区みなとみらい3-1-1
http://www.yokohama-viamare.or.jp/access.html
交通
JR京浜東北根岸線・横浜市営地下鉄「桜木町駅」動く歩道利用5分
みなとみらい線 みなとみらい駅下車 「クイーンズスクエア連絡口」
「けやき通り口」より 徒歩7分
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はじめに
21世紀になって日本社会は大きく変化し、大変生き辛い社会になってきました。就職は超氷河期で40%の大学生は就職できず、ひきこもり化していきます。就職しても成果主義・能力主義で厳しく淘汰され、残った正社員は過重労働で苦しみ、リストラされた社員は転職し非正規社員になったりして貧困に苦しみます。20代、30代の就労者の半数は非正規雇用者で、貧困層を形成しています。家族形態も崩壊しつつあり、一人所帯が急増し、家庭も核家族化から孤族化し孤独社会となってきています。人と人の絆は急激に薄れつつあり、無縁社会・無縁死(2008年:3万2千人)を生んできています。これらの事態を多くの人が他人事で無いと感じています。そのような社会状況のためうつ病が急増し、ここ10年で2.4倍にも増えています。また、最近のうつ病は多様性があり、現代型うつ病、未熟型うつ病、ディスチミア型うつ病等と様々に言われ、治り難いとも言われています。実態はどうでしょうか。実は現代型うつ病と言われる多くが、不安障害をベースとした非定型うつ病です。不安障害の代表パニック障害のうつ病合併率は73%に及び、その多くが非定型うつ病と言われています。今回の横浜講演会では、この現代メンタルヘルスで最も重要なテーマ:非定型うつ病の現状、病態、治療法を明示します。
平成23年 如月 吉日
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プログラム
司会:医療法人和楽会 横浜クリニック 臨床心理士
石井 華
PM 2:00〜2:35
「生き辛くなった日本社会・急増する現代型うつ病:非定型うつ病」
医療法人和楽会 横浜クリニック院長
東洋英和女学院大学人間科学部教授
山田 和夫
PM 2:35〜3:10
「現代型うつ病とひきこもり」
茨城大学保健管理センター准教授
横浜クリニック医師
内田千代子
PM 3:10〜3:20 休憩
PM 3:20〜3:35 癒しの音楽
〜Part 1〜
「千の風になって」「ケ・セラセラ」など
武蔵野音楽大学声楽学科
桑原 春香
PM 3:35〜3:50 癒しの音楽 〜Part 2〜
「In A Sentimental Mood」「Beautiful Love」
「君をのせて(映画「天空の城ラピュタ」より)」
洗足学園音楽大学ジャズ科
山田和裕 Duo
PM 3:50〜4:10
「気まぐれうつ病 ―非定型うつ病―」
医療法人和楽会 理事長
パニック障害研究センター
貝谷 久宣
PM 4:10〜4:45
「うつ・パニックは生活習慣病」
東京大学教授
大学院教育学研究科健康教育学分野
および同大学精神保健支援室
赤坂クリニック医師
佐々木 司
PM 4:45〜5:00 質疑応答
共 催:NPO不安・抑うつ臨床研究会.明治製菓株式会社
事務局:医療法人和楽会 横浜クリニック
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