お子さんの個性の理解と対応
お子さんの個性は様々です。タンポポの花のように放っておいても逞しく育っていくお子さんもいらっしゃる同時に、蘭の花のようにきめ細かく手当の必要なお子さんもおられます。そう、お母様、保護者の方が育て難いと感じてしまうお子さんがいらっしゃることも確かですね。
夜仕事が残っていて、早く寝てほしいのに、そう思えば思う程、なかなか眠ってくれない。そんなご経験はおありではないですか?
乳幼児は、妊娠中に母様の心臓の鼓動に慣れ親しんでいます。
母様、保護者に添い寝して頂きながら、その安定した鼓動を聴きながら、母様 、保護者の方が、優しく リズミカルに トントンと背中に刺激を与えて下さると、心地よい眠りに導かれます。そうです 母様や保護者の方が先に眠ってしまってでもです。
この子が眠ったらあれをして、 これをして、そんなことを考えていると、母様 保護者の方の 溜息も出るでしょう、トントンするリズムが早くなったり、力が強くなったりするでしょう。そうするとお子さんは眠れないのです。いわば 「違いが判る」蘭の花タイプのお子さんなのでしょう。
文責 小児神経科医 大澤真木子
赤坂クリニックにおいては、小児神経科医がお子さんの個性とお困りごとについて、じっくりとお話を伺い、対応について適切なアドバイスをさせていただきます。
子育て中に「私がうまく関われないせいで…」「親として失格だ」などと思い悩んでいる方は、ぜひ専門医に話をしてみてください。
医師の紹介
大澤 眞木子(おおさわ まきこ)
診療に対するモットー
受診された方お一人お一人に向き合い、お話しを良く伺い、また五感を研ぎ澄まし駆使してその時の状態をよく観察し、お子さまからのサインを受けとめる事を大切にしています。その時の状態に沿って問題点を見つけ、解決するよう努めます。小さなお子様では充分に観察することで新たな点が見つけられることがあります。診察場面ではお子さんの自然の姿がわからない場合もありますが、その時にはご家族の撮られた動画も十分に活用させて頂きます。
お子さんとご家族の幸せのためにお役に立てれば幸いです。
略歴
1972年 東京女子医科大学卒業。
1978年 同上 医学博士学位取得。
同上 小児科助手、McMaster Universityへ医学教育視察のため客員教授として留学の後、1994年 主任教授、2013年 東京女子医大定年退職。
一般社団法人 日本筋ジストロフィー協会理事、大塚駅前診療所所長などを経て、2019年1月より赤坂クリニックに勤務。
2021年より立教女学院理事長に就任。
【資格】
日本小児科学会専門医、小児神経科専門医、日本てんかん学会 臨床専門医・指導医、元 臨床遺伝専門医
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