閉じる

初診予約

心療内科・神経科 赤坂クリニック

Web予約

電話予約

03-5575-8198

横浜クリニック

Web予約

電話予約

045-317-5953

なごやメンタルクリニック

Web予約

電話予約

052-453-5251

※必ずご本人様よりお電話ください。

※受付時間をご確認の上、お電話ください。

※初診の方は、こちらをお読みください。

再診予約

心療内科・神経科 赤坂クリニック

Web予約

横浜クリニック

Web予約

なごやメンタルクリニック

Web予約

和楽会オンライン心理相談室

Web予約

※最終来院日から半年以上経っている場合は、お電話でご予約ください。

お薬について

Medication

お薬について

ほんの数十年前まで、心の病は心理や環境などに主な原因があると考えられていました。例えば、子どもに心の病と思われる症状が出ると、母親の育児態度が問題と言われることも多かったです。

1970年代に入って、脳の神経伝達物質に作用する薬がパニック障害を緩和することが分かり、盛んに心の病気と脳の関係が研究されるようになってきました。
心の状態に作用する向精神薬(psychotropic drugs)も進化しており、より副作用の少ない抗うつ薬や抗不安薬などが次々と新しく登場しています。特に抗うつ薬の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、抑うつ症状や不安症状を改善する際の第1選択薬として広い範囲で使われています。
ただし、副作用は比較的少ないものの、吐き気、下痢などの胃腸症状がみられることもあり、ごくまれに「セロトニン症候群(セロトニン過剰による意識障害や発熱)」や、「アクティベーション症候群(SSRI服用後1~2週間後に起こる情動不安)」などが起こることもあるので、容易な使用は危険です。
SSRIの後に登場したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)は、セロトニンだけでなくノルアドレナリンにも作用し、脳内の神経伝達機能を正常にする目的で使われます。
また、従来から使われている抗うつ薬(三環系抗うつ薬など)も、SSRIの効きにくい人に有効な場合があり、効果の確実な抗うつ薬として現在も治療に役立っています。
(「薬いらずのメンタルケア」貝谷久宣著、主婦の友社 より抜粋)

  お薬の名前 特徴/副作用
選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI) エスシタロプラム
(レクサプロ®)
おだやかな抗うつ効果。抗不安作用も高い。
遅効性。意欲には効果薄。
副作用は少なく、長期間の服用が可能/服用開始時に吐き気や眠気が出ることあり。
断薬時の断薬症状に要注意。ときに服用できない人あり。
セルトラリン
(ジェイゾロフト®)
フルボキサミン
(デプロメール®、ルボックス®)
パロキセチン
(パキシル®)
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI) ベンラファキシン
(イフェクサー®)
おだやかな抗うつ効果。抗不安作用も高い。
SSRIよりも意欲に効果あり。
副作用は少なく、長期間服用しても安全/吐き気、頭痛、排尿困難、高血圧など。
デュロキセチン
(サインバルタ®)
ミルナシプラン
(トレドミン®)
ノルアドレナリン・特異的セロトニン性抗うつ薬(NaSSA) ミルタザピン
(リフレックス®、レメロン®)
即効性の抗うつ効果、抗不安作用も併せ持つ。
鎮静作用と意欲亢進作用を持つ/眠気、食欲増加。
セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節性抗うつ薬 ボルチオキセチン
(トリンテリックス®)
高い抗うつ効果、副作用の少なさを併せ持つ。
吐き気、嘔吐、下痢、口渇など。
三環系抗うつ薬 アミトリプチリン
(トリプタノール®︎)
強い抗うつ効果。
非定型うつ病の眠気や疲労にも効果あり/かすみ目、口渇、頻脈、便秘、手のふるえ、性機能障害、立ちくらみ、吐き気、頭痛。
アモキサピン
(アモキサン®)
ノリトリプチリン
(ノリトレン®)
イミプラミン
(トフラニール®)
クロミプラミン
(アナフラニール®)
その他抗うつ薬 トラゾドン
(デジレル®、レスリン®)
睡眠を改善する目的に使用することが多い。
比較的おだやかな抗うつ効果/強い眠気。抗コリン作用はやや少ない。
ベンゾジアゼピン系抗不安薬(短時間作用型・中時間作用型) クロチアパム
(リーゼ®)
即効性あり。不安や緊張、抑うつ気分をおだやかに鎮静。
ただし、依存性、耐性(身体が慣れて効果が弱まり、量が増えることに繋がる)の問題があり、短期間に限っての使用が推奨される。特にデパスは習慣性が生じやすいので注意。

短時間〜中時間作用型は不安時の頓服に使用される。
パニック発作にはよく効くが、広場恐怖やうつ病への効果は低い。

種類が多く、ほとんどの人に服用可能/眠気、ふらつき、攻撃性、だるさ、動作が鈍くなる、記憶力・注意力低下など。
エチゾラム
(デパス®)
クロキサゾラム
(セパゾン®)
ロラゼパム
(ワイパックス®)
アルプラゾラム
(コンスタン®、ソラナックス®)
ブロマゼパム
(レキソタン®)など
ベンゾジアゼピン系抗不安薬(長時間作用型) クロナゼパム
(リボトリール®、ランドセン®)
ジアゼパム
(セルシン®、ホリゾン®)
ベンゾジアゼピン系抗不安薬(超長時間作用型) ロフラゼプ酸エチル
(メイラックス®)
フルトプラゼパム
(レスタス®)
β遮断薬 プロプラノロール
(インデラル®)
抗不安効果。
心悸亢進を緩和/気管支を収縮させるので喘息の人には禁忌。
血圧低下、不眠、だるさ、吐き気。
カルテオロール塩酸塩
(ミケラン®)
気分安定薬 ラモトリギン
(ラミクタール®)
気分や情動安定作用があり、不安・抑うつ発作や躁状態にも効果あり/眠気、めまいなど。
バルプロ酸ナトリウム
(デパケン®)
抗精神病薬 オランザピン
(ジプレキサ®)
うつ病や双極性障害でも症状に応じて使用する。不安・抑うつ発作のような激しい不安感や焦燥感がある場合にも使用。
気分安定効果や軽い躁状態や興奮状態にも効果あり/オランザピンとクエチアピンは血糖値の上昇作用があるため糖尿病には禁忌。鎮静作用が強いものもある。
クエチアピン
(セロクエル®︎、ビプレッソ®)
ルラシドン
(ラツーダ®)
アリピプラゾール
(エビリファイ®)
ブレクスピプラゾール
(レキサルティ®)
ブロナンセリン
(ロナセン®)
ペロスピロン
(ルーラン®)
抗精神病薬 スルピリド
(ドグマチール®、ミラドール®、アビリット®)
うつや不安に対して補助的に使用される。
賦活作用、食欲亢進作用、腹部不快感の改善/女性は乳汁分泌や月経異常に注意。
注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療薬 アトモキセチン
(ストラテラ®)
AD/HDの衝動性、多動、不注意を改善。
頭痛、吐き気、食欲不振、不眠など。
メチルフェニデートは中枢神経刺激薬で個人登録が必要。
グアンファシン
(インチュニブ®)
メチルフェニデート
(コンサータ®)
精神刺激薬(覚せい剤) モダフィニル
(モディオダール®)
ナルコレプシーや過眠症に効果がある。
頭痛、口渇、不眠、動悸、食欲不振。

*この表には、すべての薬が含まれているわけではありません。
同じ病名でも人によって症状や効果・副作用が異なるため、個別に薬剤を相談し選択していきます。
患者さんがお薬の効果と副作用を理解して治療に臨んでいくことがとても大切です。疑問があるときは、担当の医師、薬剤師などに遠慮なくご相談ください。