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本の紹介「超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由」 第8章「自信がない人は筋トレをしろ」(最終章)(ケセラセラvol.110 岸本智数)

医療法人和楽会 なごやメンタルクリニック 院長 岸本智数

暑さと雨、この夏を端的に表すとこれにつきるのではないでしょうか。この原稿を書いているのは8月ですが、6月末の梅雨明け後に1週間ほど続いた40度近くの暑さ、そして7月下旬から38度ほどの最高気温で連日熱中症に注意!の報道、また局所的な豪雨による災害など一日一日体調や天気に気を付けないといけない日々が続いています。
私は朝、名古屋駅からクリニックに歩いてきていますが、それだけで汗がふきでて、ついてからも汗が引くまで10分以上かかります。外を歩くときは、ミネラルウォーターを持ち歩きこまめに水分補給するようにしていますし、日差しが強いところを歩くときは傘をさすこともあります。まだまだ暑かったり不安定な天気が続くようです。時期的に体や胃腸の疲れが出る、いわゆる夏バテになりやすい時期ですので、脱水や熱中症対策はもちろんですが、冷たいものばかりではなく食前に温かいお茶を飲むなど胃腸もいたわりながら、この暑さを乗り切りましょう。

さて今回も引き続き文響社から出版の、Testosterone,久保孝史らが著者の「超筋トレが最強のソリューションである筋肉が人生を変える超科学的な理由」の第8章、サブタイトルは「自信がない人は筋トレをしろ」についてご紹介します。長らく紹介してきましたが、この章が最終章となります。Testosterone氏
はこの最終章の冒頭でこう言っています。「筋トレで自信がつく5つの理由。①身体がカッコよくなる。②異性にもてる。③テストステロンというホルモンがあふれて気分上々。④上司も取引先もいざとなればちからずくで葬れると思うと得られる謎の全能感。⑤恋人に裏切られてもバーベルがいるという安心感。」これらは少々誇張されてはいますが、共感できるところが多々あります。
久保氏によると、筋トレを行っていると自分に対する評価が高くなる、「希望」が増加し「ネガティブな気持ち」の指標が低下する、という研究があるそうです。前者は、Velezら(2010)の研究で、16歳前後の男女を対象に筋トレをする群としない群に分け12週後に観察したところ、筋トレをした群は筋力が向上しただけでなく、自分自身と自分の体に対する自己評価が有意に向上していました。また、後者はEricsonら(2017)による研究で、65歳以上の女性を対象に筋トレがポジティブな感情にどのような効果があるか調べたもので、筋トレをしていたグループの方が統計的に有意に「希望」が増加し、「ネガティブな気持ち」の指標が有意に低下していました。

日常生活のなかでの悩みごとの多くは人間関係に端を発することはよく言われていますが、それについてもTestosterone氏はこう述べています。
「悪口陰口は暇人のやる事だから気にするな。プライベートも仕事も絶好調で超ハッピーな人がわざわざ他人の事をチェックしてケチつけないだろ?自分がうまくいってなくて不幸で暇な奴が悪口陰口嫌がらせなんてするんだよ。おう暇人!お疲れ!って思っておけばいい、相手にしても損するだけだ。」「ギャーギャーうるさい奴らは相手を威嚇して自分の力を必要以上に大きく見せないと不安でたまらない臆病者か、かまってほしいかまってちゃんだ。うるさい奴はほっとけ。」と。
自分にとってストレスになる行動をとってくる人をスルーすることで、感じるストレスを最小限にするということでしょう。そして、相手の言動に対して、反応しすぎたり、あからさまに無視するのではなく、リアクションをできるだけ抑えた反応でうまくスルーし続けると、相手の言動が減少することは、応用行動分析学で証明されています。

ストレスを抱え続けてなかなか解消できないでいる人は、過去の自分についてとらわれてしまっていたり、他者からの評価を気にしすぎていることが多いようです。
過去のことは戻って変えることはできないですし、他者の評価については自分がやれることをやれば、それ以上は他者の領分で自分にはどうしようもないところになります。
Testosterone氏は「筋トレで他者承認が自己承認に切り替わる。他人にどう見られるかを気にすると不幸になる。筋トレをして日々変わる体型体重、身体能力の向上等を視覚や数字で確認でき、成長を感じる事ができ、自分で自分を評価するクセがつく。」と言います。筋トレを通して、今の自分に目を向け、今の自分にできることをして、変わっていく自分に目を向けることの大切さを伝えたいのではないかと思います。

筋トレや運動に限りませんが、何かを継続するのは本当に難しいです。
私も「今日はちょっと疲れているししないでおこうかな」と思うこともしばしばありますし、実際にさぼることもあります。しかし、この本の紹介を読んだ方から「筋肉の本の紹介読みましたよ」「私も筋トレ始めました」など話される方もおられ、そのおかげで少し疲れていても頑張ろう、少しでもやろうと思えます。何かを継続したり、あるいは禁煙など何かをやめる方法の一つに、周りに宣言するという方法があります。
この本を皆さんに紹介することは私にとってある意味「宣言」ともいえ、その「宣言」にのっとって、私も少しずつでも筋トレや運動を継続していきたいと思います。

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