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考えすぎループから、すこし抜け出すヒント

日々の生活の中で、「もしうまくいかなかったらどうしよう…」と未来のことを心配したり、「なんであんなことしちゃったんだろう…」と過去のことをぐるぐる考えたりしてしまうことって、誰にでもありますよね。

こうした“心配”や“反すう”は、失敗を防ぐのに役立ちそうに思えますが、実はそうとは限らないんです。心配や反すうをしている時、私たちは問題そのものではなく、“不安な気持ち”や“後悔”など、自分の内側にばかり注意が向いてしまうことが多いからです。また、これらを長く続けると気分が落ち込みやすくなるなど、心の健康にもよくない影響があることがわかっています。

とはいえ、「考えるのをやめよう」としても、なかなか難しいですよね。でも、練習をすれば少しずつ上手に付き合っていけるようになります。
今回はその方法の一つ、「心配・反すう先延ばし実験」を簡単にご紹介します。
これは、一日の生活の中で生じた心配や反すうを、ある特定の時間まで延期するというものです。延期しようと試みることで、「心配や反すうは自分でもコントロールできるんだ」と感じられるようになっていきます。

まずは、心配や反すうについて、「役立っていないこともある」「練習次第で変えられるもの」と知っておいていただけたら嬉しいです。

【参考】
熊野・今井・境 (監訳),Aウェルズ (著): メタ認知療法-うつと不安の新しいケースフォーミュレーション.日本評論社,2012

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