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睡眠障害について(3) (ケセラセラ vol.88 春)

医療法人和楽会 横浜クリニック 院長 海老澤尚

 

3.むずむず脚症候群

夜、寝るために布団に入ってじっとしていると、足やふくらはぎなどにむずむずする、ぴくぴくする、痒い、痛い、火照る、などという「異常な感覚」が発生し、体を動かしたくなる睡眠障害です。足を動かしたり歩いたりすると「異常な感覚」は楽になりますが、布団に戻ってじっとするとまた悪化します。じっとしているとき、特に夜の時間帯に悪化するのが特徴です。「異常な感覚」は腕や体幹に生じることもあります。この「異常な感覚」のせいでなかなか寝付けなかったり、夜中に目が覚めた時もう一度寝るのに支障が出たりします。良く眠れないために、昼間、疲労感や眠気を感じます。妊娠や貧血、鉄分の欠乏、抗うつ薬やカフェイン、アルコール摂取が関わっている場合があります。男性より女性に多いとされ、日本人の数%程度に見られます。症状を軽くするお薬があります。睡眠中、周期的に脚がぴくんぴくんと動くために睡眠が浅くなったり目が覚めたりする、周期性四肢運動障害という睡眠障害を伴っている方が多いです。

4.レム睡眠行動障害

睡眠中、夢の中での行動と同じ身体の動き・行動をする睡眠障害です。軽い場合は実際に誰かと会話しているようなはっきりした寝言のみの場合もありますが、程度が重くなるにつれて睡眠中に叫ぶ、叩く、蹴るなどしたり、起き上がって歩いたり走りだすこともあります。そのため意図せず自分自身が、あるいは近くにいる人が巻き込まれて、怪我をする場合もあります。行動中に本人に強い刺激を与えるとすぐに目を覚まさせることができ、その時に実際の身体の動きと一致する、夢の中での行動内容を憶えていることが多いです。夢はレム睡眠中に見ることが多いのですが、本来レム睡眠中には姿勢を保つために使う筋肉が弛緩し、身体が動かない状態(金縛りと同じ状態)になっています。そのおかげで誰かと争うなど激しく行動する夢を見ても、実際に手足を大きく動かすことはありません。しかしレム睡眠行動障害ではレム睡眠中にも筋肉が緊張するため、夢で見たのと同じ身体の動き・行動をするのです。中年期以降の男性に多く、神経変性疾患と関連がある場合もあります。抗うつ薬やアルコール摂取が関わっている場合もあります。レム睡眠行動障害にも症状を軽くするお薬があります。
お子さんに多いいわゆる「夢遊病」は睡眠時遊行症ともいい、レム睡眠行動障害とは別の睡眠障害です。これはノンレム睡眠からの覚醒に支障があるために生じると考えられており、強い刺激を与えてもなかなか目が覚めにくい傾向があります。

 

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