家族と居るのが辛いときの3つの「はなす」
長引く自粛生活で、ご家庭内で過ごすことを
つらく感じている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
どんなに仲の良い家族であっても、
ずっと近くで過ごしていると、イライラ・ムカムカもしてくるものです。
普段の生活なら、それぞれのペースで過ごす時間がリフレッシュにもなりますが、
今の時期、「マイペース」を保つのが難しいですよね。
そんな時は、3つの「はなす」をお勧めしたいと思います。
まず、物理的な距離を「離し」ましょう。
家族といえども、常に同じ空間にいるのは息が詰まるものです。
ほんのひと時(散歩やお風呂など)でも、どうにか一人になる時間を作りましょう。
独りきりで、ホッと一息つきましょう。
次に、感情を「放し」ましょう。
一人になれた時、感情を解放して、素直な気持ちをみつめてみましょう。
「朝から晩まで、家族のための食事つくり、いやになっちゃった~」
「洗濯、炊事、掃除に洗い物…もう疲れたっ!!」
「家族はみんな、当然のような顔して、感謝の一言もないなんてひどい!」
「いいお母さんは、こんな時も子供と遊んだり、
一緒にお菓子作りをしたり、お勉強を見てあげたりするんだろうな…」
・・・いろいろな思い(思考)が巡るかもしれませんね。
「イライラした」「悲しくなった」という感情と、そのもとにある思考(考えたこと)を切り離してみると、自分の素直な気持ちに気づけるかもしれません。
最後に、何が辛いのか素直な気持ちに気づけたら、それをぜひ「話し」ましょう。
「毎日の食事つくり、もう疲れちゃった~」
「お母さんも今日はゴロゴロ、ダラダラしていたいな~」
「ちょっと手伝ってくれると、すごく嬉しいんだけど…これ、やってくれないかしら?」
そんな風に、家族や子供たちにも話をしてみましょう。
まず、距離を「離す」
次は、感情を「放す」
最後に、色々な思いを「話す」
ぜひ、3つの「はなす」を試してみてください。
みなさんの日常が心穏やかに、ゆったりとした時間になりますように願っています。