これからの生活に向けて〜自律神経を整える〜
緊急事態宣言が解除され、安心された方も多いのではないでしょうか。皆様ここまで良く頑張られたと思います。
今後少しずつ元の日常が戻ってくると思いますが、実はまだ油断はできず、これまでとは違う「新しい生活様式」も求められています。
「新しい生活様式」に関する厚生労働省のページはこちら
生活様式を変えることは、誰にとっても多少は負担となり、心身の不調が起きやすくなってしまいます。
そこで「自律神経を整える」という身体的な側面から、心と体のバランスを保つためのセルフケアをご紹介します。
自粛後の生活でも活かせるはずなので、ぜひご参考にしてください。
◆自律神経とは
自律神経とは、体内の循環器、呼吸器、消化器など、体内活動に必要な器官の活動を、自分の意思とは関係なく自動的に調整している神経です。
「なんだか疲れがとれないなあ」「不安やイライラが多い」「頑張りたいけど思うように体が動かない」と感じる時は、自律神経が乱れている可能性があります。
自律神経には、以下の2種類があります。
・交感神経
心と体を緊張させて興奮状態に導く役割
・副交感神経
心と体を鎮め、リラックス状態に導く役割
この2つがバランスよく機能している状態が望ましいとされていて、バランスを崩している時こそ「自律神経が失調している」状態です。
言い換えると、交感神経が興奮し、副交感神経の働きが低下している状態です。
緊張状態や、何もやる気が起きなくなってしまう状態が続く、体が重い、胃のむかつきやめまい、動悸、不眠などの身体症状も引き起こします。
また、不安・緊張・焦り・イライラのような気分の変化も起きやすくなります。
自律神経を整えるためには、日々の生活習慣(姿勢、運動、食事、睡眠、考え方)を意識することが大切です。
次のブログでは、具体的な方法をいくつかご紹介します。