睡眠の大切さ
睡眠は毎日とるものだからと、ついついおろそかにしがちではないですか。
毎日のものだからこそ、眠れない、途中で目が覚めてしまう、睡眠リズムが崩れるといった悩みは非常に辛いものですよね。心身を健康に保つためには、睡眠はとても大切なもので、けっしておろそかにしてはいけないものなのです。
「どの位睡眠をとればよいか?」というのも気になるところかと思います。その人に必要な睡眠時間は、人によって違います。6時間で十分な人もいれば、8時間必要な人もいます。その人個人が自分にあった適切な睡眠時間を見極めることが重要です。
このような睡眠のことについて、赤坂クリニックで診療している東大教授佐々木司先生がNHKの取材を受け、5月2日にNHKのテレビとWEBのニュースに出演されました。
佐々木先生によると、中高生の平均睡眠時間は、学年があがるとともに短くなり、中学1年生は7時間34分なのに対し、高校3年生では6時間7分になります。また、心の不安も学年が上がるにつれ不安が高まっていっており、睡眠時間が少なくなることが心の状態を悪化させているそうです。睡眠時間の減少によって心に影響を及ぼす可能性があるのは中高生に限ったことではありません。大人も同様とのことです。
さらに詳しいことを知りたい方は、NHK生活情報ブログに佐々木先生の放送内容の概要が載っていますので、ぜひご覧ください(NHK生活情報ブログhttp://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/155807.html )。生活情報ブログより抜粋した記事は右記になります(「中高生睡眠時間減ると心の不安強い」http://www.fuanclinic.com/library/media/etc.php)
睡眠や生活習慣について詳しく知りたい方は、佐々木司先生の著書「その生活習慣を変えれば「うつ」は良くなる!」(講談社)をぜひ読んでみて下さい。
「その生活習慣を変えれば「うつ」は良くなる!」
佐々木司 著/講談社2012