目標設定のコツ
2025年になり一か月が経ちました。
みなさんは新しい年の始めに、「今年の目標」は立てますか?
私は毎年、手帳を新調した際にあれこれ考えながら書き出しています。
ただ、このような目標設定は、高すぎたり曖昧だったりすると、
ストレスになる可能性もあるので、工夫が必要です。
例を挙げながらみていきましょう。
たとえば、「健康に気を付ける」という目標を立てたいとします。
これをもう少し変えるとしたら・・・
①観察可能な「行動目標」にしてみましょう
「気を付ける」ってどういうこと?と自分に問いかけて、
「ウォーキングをする」「野菜を食べる」など、「行動」で説明してみましょう。
②達成基準を明確にしてみましょう
あまり高く設定してしまうと、達成できないことが増えてストレスになるので、
いまの自分で7~8割達成できるかな、と思うレベルに設定してみましょう。
「週末の朝にウォーキングが出来たら◎」、
「毎食何かしらの野菜を食べることが出来たら◎」、など。
・・・少し参考になったでしょうか?
「健康に気を付ける」→「週末の朝にウォーキング」「毎食野菜を食べる」
というかたちに変えてみると、目標に向かった一歩が踏み出しやすくなると思います。
ですが、全てをこのようにしないといけないわけではありません。
私も、「こういう心構えで日々過ごしたい」というような漠然とした目標も立てたりします。
それはそれで自分にとって大事なことなので、そのまま残すようにしています。
みなさんも、目標を立てるときは、
無理なく楽しくステップアップしていけるように工夫をしてみてください。
参考:
『実践家のための認知行動療法テクニックガイド』坂野雄二(監)鈴木伸一・上村栄一(著) 北大路書房