
脱フュージョン 距離を置いて観察する
「脱フュージョン」とは、自分の心の中に浮かぶ思考や感情に巻き込まれず、距離をおいて観察する方法です。人は知らないうちに、物事に対して価値判断をしています。
例えば向こうから苦手な人が来たら、「あっ、苦手な人が来た、、。」と思う。このように自然と浮かんでくる考えのことを“自動思考”といいます。こういった“自動思考”に気づくことが、感情にとらわれない、第一歩となります。
ではどのように気づけば良いのでしょうか。あるワークをご紹介します。
心配ごとが浮かんできたときに、「それって、事実じゃないかも。」と気がつくようにしてみます。あるいは、「~と考えた」と付けてみましょう。
例えば、「もう地下鉄なんて5年も乗ってないから、乗れるわけないじゃん、、~と考えた」と付けてみたり、「だって、この前に乗ったときは、ひどい目にあったじゃないか。あんなのは、もう耐えられない、、~と考えた」と付けてみたりする。
このように「~と考えた~と考えた」とやっていくうちに、「そうか、これは私が考えていることだけど、確かに現実はちょっと違うかもしれないな。」と思えるようになるかもしれません。
考えが浮かんでくることを否定する必要はありません。
しかし、自分が考えていることは果たして本当なのか?と一度立ち止まって自分を観察する習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
参考:『実践!マインドフルネス 今この瞬間に気づき青空を感じるレッスン』 熊野宏昭 サンガ新社