「ゆっくり休む」の落とし穴?心と身体が求める休息とは
8月に入り暑い日が続いていますね。
ところで、「ゆっくり休んで」と言われたとき、あなたはどんなふうに過ごすことを想像しますか?
イスに座ってのんびりする?
動画視聴や読書などをしてダラダラする?
ゲームを満喫する?
実は、「休んでいるつもりなのに疲れが取れない」という時、休めば回復する「身体の疲れ」ではなく、脳や自律神経が疲弊する「こころの疲れ」が溜まっている可能性があります。
例えば、出産という大きなダメージを負った「産後」の時期。「産後1か月は母体の回復のために、赤ちゃんのお世話以外はできるだけゆっくり休むように」とよく言われます。
この時期は、極力スマホやテレビなどを見ないで横になっているのが望ましいとされています。画面から入る大量の情報が、脳を興奮させて休まらなくなってしまうからです。
私自身の経験ですが、1人目の出産後、座イスに座ってゆっくりしながらも上体を起こして過ごしていました。自分では無理をしていないつもりでしたが、自律神経が休まらなかったせいか、思うように体調が回復しませんでした。
その経験を踏まえて、2人目の出産後は入院中から意識的に「横になる(重力から解放される)」ようにし、目も休めました。すると、明らかに1人目の時よりも心身の回復が早いと感じたのです。
これは産後に限らず、ストレスや猛暑で「心と身体がバテている時」も全く同じことが言えます。
ソファに座ってスマホを見ている時間は、目や脳がフル稼働しており、実は「本当の休息」になっていないことが多々あります。
「ゆっくり休んでいるつもりなのに、なんだか休んだ気がしない」と感じる時は、心と身体が求めている休息と、休んでいる時の過ごし方がマッチしていないのかもしれません。
そういう時は思い切って、「スマホを置いて、5分だけ完全に横になって目を閉じる」など、これまでと異なる過ごし方で休むことを意識してみるのはいかがでしょうか。
必要な時に、ご自身に合った方法でしっかり休んで、この暑い夏を乗り切りましょう!
