うつ病/非定型うつ病 パニック症 社交不安症 大人の発達障害 セルフチェック ADHD(注意欠如・多動症) これは、大人の発達障害の1つであるADHDについてのセルフチェックです。 その他の大人の発達障害については、こちらをご参照ください。 過去6ヵ月間におけるあなたの感じ方や行動について、当てはまる項目をすべて選んでください。 物事を行うにあたって、難所は乗り越えたのに、詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことが時々ある。 計画性を要する作業を行う際に、作業を順序だてるのが困難だったことが時々ある。 約束や、しなければならない用事を忘れたことが時々ある。 じっくりと考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることが、頻繁にある。 長時間座っていなければならない時に、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりすることが頻繁にある。 まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることが頻繁にある。 (参考:ADHD-ASRS Screener v1.1 and ADHD-ASRS Symptom Checklist v1.1 are copyrighted by the World Health Organization.The scale was translated by Toshinobu Takeda, MD, PhD, Ryukoku University. 成人期のADHD 自己記入式症状チェックリストは、世界保健機関(WHO)と成人期ADHD 作業グループ(Adler 氏、Kessler 氏、Spencer 氏ら)の協力により作成) ASD(自閉スペクトラム症) 次の中から、現在と過去(16歳以前)どちらにも当てはまる項目をすべて選んでください。 他の人と話している時に、他の人が感じていることを理解するのは難しい 他の人が気にしないような普通の感触のものが肌に触れると、とても不快になることがある 集団で働いたり、活動したりすることはとても難しい 他の人が自分に期待したり、望んでいることを理解するのは難しい 社交的な場面で、どのように振る舞えばよいのかわからないことがよくある 他の人と雑談やおしゃべりをすることができる 自分の感覚に圧倒されてしまう時は、落ち着くために一人になる必要がある どのように友達を作るのかや、人と社交的に付き合うのかは、自分にとって謎である 誰かと話をしている時に、自分が話をする番なのか、話を聞く番なのかがわからないことが多い 煩わしい音(掃除機の音、人の大声や過度なおしゃべりなど)をさえぎるため、両耳をふさがないといけないことが時々ある 他の人と話をしている時に、相手の表情を読んだり、手や体の仕草の意味を理解することが、とても難しいことがある 全体像よりも細部に注目する 言葉通りに受け取りすぎて、他の人が意図していることに気がつかないことが多い 突然、(物事が)自分の思い通りのやり方でなくなると、非常に動揺してしまう 【参考】 RAADS-14-Screen is an abridged version of Ritvo Autism and Asperger Diagnostic Scale-Revised (RAADS-R). Cite: Eriksson JM, Andersen MJ, Bejerot S. RAADS-14 Screen: validity of a screening tool for Autism Spectrum Disorder in an adult psychiatric population. Molecular Autism 2013; 4:49. 岩波明 うつと発達障害 青春出版社 2019.