不安障害の認知行動療法
和楽会認知行動療法センターからの報告
和楽会では、患者さんによりよい治療が提供できるように、
「和楽会認知行動療法センター」というカウンセリング専門機関を設置し、
研究と臨床の両方に力をそそいでいます。
今回は、赤坂クリニック心理士の小松より和楽会認知行動療法センターからの研究結果の報告をさせて
いただきたいと思います。
次のURLをご覧ください。
http://www.fuanclinic.com/library/ronbun/adcbt.php
こちらは、日本評論社より出版されている「不安障害の認知行動療法」という本の抜粋です。少し専門的になりますが、興味がありましたら是非、ご覧ください。
少し内容を補足させていただきますと、
「パニック障害に対する集団心理教育」(正木美奈心理士)と
「社交不安障害に対する集団心理教育」(野口恭子心理士)で
紹介されている心理教育は
『パニック障害ガイダンス』(http://www.fuanclinic.com/cbtc/counseling/panic.php)
『社交不安障害ガイダンス』(http://www.fuanclinic.com/cbtc/counseling/sad.php)
という名前で、なごやメンタルクリニック、心療内科・神経科赤坂クリニック、横浜クリニックで毎週行っております。ガイダンスでは、その病気や治療法についての正しい情報を提供しています。
患者さんのみならずご家族も一緒に参加することもできます。
また、パニック障害と社交不安障害だけでなく『非定型うつ病ガイダンス』(http://www.fuanclinic.com/cbtc/counseling/depression.php)も行っています。
次に「スピーチ恐怖症に対する集団認知行動療法」(宇佐美英里心理士)ですが、『社交不安障害に対する集団認知行動療法』という名称に変更し、対象もスピーチ恐怖症の方だけでなく社交不安障害全体に広げて、心療内科・神経科赤坂クリニック、横浜クリニックで行っています。
それから、「雷恐怖症の1症例」(岩佐玲子心理士)にありますバーチャルリアリティ・エクスポージャーという治療法は、心療内科・神経科赤坂クリニックで行っている特別な機器を用いた心理療法です(http://www.fuanclinic.com/cbtc/counseling/phobio.php)。バーチャルリアリティ・エクスポージャーでは、飛行機恐怖症、雷恐怖症、高所恐怖症、スピーチ恐怖症、蝶恐怖症の方の治療を行っています。「コンピュータ対話式認知行動療法」(小松智賀心理士)は自宅でインターネットを介して認知行動療法を受けられます。対象はパニック障害です(http://www.fuanclinic.com/news/29.php)。
心理療法について興味のある方、受けてみたいという希望のある方は、和楽会認知行動療法センターのホームページをぜひご覧ください(http://www.fuanclinic.com/cbtc/)。