自粛の時こそ、「食べるマインドフルネス」
「自粛で外に出ていなくて、太っちゃった・・・」
このところ、こんな声をよく聞きます。
朝昼晩、しっかり食事をとる。
それは大切なことですが、消費エネルギーの少ない現在も、普段と変わらぬ量を「なんとなく(=マインドレスに)」食べていたら、やはりカロリーオーバーになってしまいますね。
今の自分が求める食事量を、自分の身体に聞いてみることが必要かもしれません。
そういった時にお勧めなのが「食べるマインドフルネス(マインドフルネス・イーティング)」です。
目の前の食べ物に対して注意を集中し、食感や味の変化を感じるもので、お勧めなのは、おにぎりをゆっくりと味わうことです。
<やり方>
1.まず、おにぎりを観察します。見た目、匂い、感触などを感じます。
2.ひとくち食べて、噛まずに観察します。口の中でお米がほどけて、香りが広がって…。
3.ゆっくりと噛みながら、徐々に味の変化を感じます。唾液が出てくる、すぐに飲み込もうとする等といった自分の反応も観察しましょう。
4.ゆっくり飲み込む。食べ物が喉を通ってお腹に溜まり、自分の身体になっていくことを実感できるかもしれません。
以上が、簡単なガイドとなります。
1つのおにぎりに30~40分かけて食べるのが理想とされていますが、難しければ最初のひと口だけでも実践してみましょう!
「あれ、そんなに食べなくっても大丈夫かもしれない」という気づきが得られるかもしれません。
目の前の食べ物に全身の注意を集中して食べる、そんなマインドフルネスも試してみてはいかがでしょうか。
参考:
(株)日本能率協会マネジメントセンター
「疲れが取れてパフォーマンスがあがる!マインドフルネス入門」