ヴァーチャル・リアリティ療法
皆さま、こんにちは。
本格的な夏がやってきましたね。
さてさて・・・、なごやメンタルクリニック(@愛知県名古屋)、赤坂クリニック(@東京都赤坂)、横浜クリニック(@神奈川県横浜)の3つのクリニックには心理士がおり、カウンセリングを行っていますが、このBlogの「認知行動療法」では、各クリニックの心理士が登場し、日々の出来事やカウンセリングの紹介などを徒然なるままに記事を書いていきたいと思います。まずは、第一弾として赤坂クリニックの心理士の小松よりバーチャル・リアリティ・カウンセリングについて書かせていただきます。
赤坂クリニックのカウンセリングの一番の特色としては、バーチャル・リアリティを用いたカウンセリングが(通称:VRカウンセリング)できるということです!!このVRカウンセリングは、飛行機恐怖症や高所恐怖症などの恐怖症の治療に使います。下記の写真のようなヘルメットのような機器をかぶってもらい、バーチャルの世界にひたってもらいます。
VRカウンセリング用のソフトには色々種類がありますが、一番要望が多いのは飛行機ソフトです。二番目が雷ソフトで、三番目が高所ソフトかスピーチ恐怖のソフトですね。
この間、飛行機恐怖症VRカウンセリングを受けた患者さんで、「数十年ぶりに飛行機に乗れた!」と報告に来て下さった方がいました。そういう報告をいただけると、こちらとしてはとてもうれしいですね(^-^)
それから、今年の5月に東京スカイツリーがオープンしましたね。その時に、スカイツリーと高所恐怖症を関連させて、その治療方法としてVRカウンセリングの取材もあったんですよ。
VRカウンセリングについて詳しくしりたい!という方は、ホームページの「和楽会認知行動療法センター」をのぞいてみてください。
あと、最近パニック障害患者さんを対象とした「コンピュータ対話式認知行動療法」というカウンセリングを始めました。これはインターネットを媒介として、自宅からカウンセリングを受けられるものですので、仕事があってなかなかクリニックにカウンセリングに通うのが難しいといった方にもお勧めの方法です。