心は揺れ動くもの
2023年も残すところわずかとなりました。12月は、僧侶のような普段落ち着いている人でも、この月は多忙で走り回るという意味から師走とも言われます。
大掃除や仕事納め、クリスマスや年越しの準備など「しなければならないこと」「すべきこと」に追われている方も多いのではないでしょうか。
本によると、私たちの心は、様々な物事に対して「こうあるべき」と決めつけてしまうことによって、それらの基準から外れると簡単に乱れてしまうそうです。こういった心の乱れを整え、ありのままを受け止める心を養っていくことが瞑想の本質と述べられています。常にゆれ動く世界に対し、自分の満足基準を満たしているかでとらえると、苦しくなります。しかし、世界はゆれ動くものなのだと悟ると、心が柔らかくなって幸せになるのです。
「年内に行なうべき」ものに追われている方。それはもしかしたら自分で作り出した基準から来ているかもしれません。瞑想を行なうことで、自分の心の乱れを整えてあげると、案外心穏やかに師走を過ごすことができるかもしれません。
和楽会のマインドフルネスセンターでは、ほぼ毎日マインドフルネスを開催し、座る瞑想などを行なっています。よろしければご参加ください。
和楽会マインドフルネスセンターホームページ
https://www.fuanclinic.com/wsc/
どなた様にとっても2023年がより良い締めくくりになりますように。
【参考】
・ウェザーニュース 12月といえば「師走」他にも呼び方がある?
https://weathernews.jp/s/topics/202011/300095/
・理由が分かれば心身が整う!ヨガを楽しむ教科書(2022)綿本彰著.ナツメ社.