ウェルビーイングプログラム ~自律神経~
今回は、ウェルビーイングプログラム「自律神経」をご紹介します。
このプログラムでは、自律神経に関する新しい理論「ポリヴェーガル理論」を紹介し、セルフケアのエクササイズを実践していきます。
「ポリヴェーガル理論」とは、1994年にポージェス博士(神経科学者)が提唱した、進化論と神経生理学に基づいて、従来の自律神経の理論を精緻化したものです。
こころと身体のケアに有用な考え方とされ、近年、日本でも徐々に注目を集めてきています。
①②の連続講座で、次回は3月6日に自律神経①、3月13日に自律神経②を開催しますので、皆さまぜひご参加ください!
【対象者】
・自律神経の乱れが気になる方
・上手にリラックスしたい方
・眠りにつきづらい/途中で目が覚める/眠りが浅いなど、睡眠で困っている方
・緊張しやすい方
・グループでの実践が可能な方
※ウェルビーイングプログラムの共通ルールとして、予約前には主治医の許可が必要です。
【内容】
1回目の内容
・自律神経とは
・ポリヴェーガル理論とは
・心のモードについて
・ポリヴェーガル理論に基づくエクササイズ①
2回目の内容
・1回目のおさらい
・ポリヴェーガル理論に基づくエクササイズ②
【これまでの実施結果】
2023年の6月と7月にプログラムを実施しました。その際の結果をお示しします。
患者さんの感想(アンケート結果より):
・わかりやすく、エクササイズでとても落ちつきました。
・エクササイズの効果をとても感じたので、同じ内容でも定期的に受ける方が良いかもしれないと思いました。
また、プログラム内では、眠る前や夜中に目覚めてしまった時にエクササイズを実施したところスムーズに眠れたという声や、自分のこころと身体のつながりが理解できたといった声が寄せられました。
心理検査の結果:
リラクゼーション尺度短縮版(榊原・寺本・谷,2014):リラクゼーションの程度を測定する尺度で、15~75点の幅を取り、得点が高い方がリラックス出来ていると言えます。
11名(男性2名、女性9名)のプレテストの平均が42.82点で、2回目のプログラム終了時の平均が57.17点と、大きく改善しました。
STAI-S(中里・水口,1982):状態不安(その時の不安の程度)を測定する尺度で、20~80点の幅を取り、得点が低い方が現在の不安が少ないと言えます。カットオフ値は男性53点、女性50点で、この点数を下回ると不安が少なく良好と言えます。
11名(男性2名、女性9名)のプレテストの平均が50.27点で、2回目のプログラム終了時の平均が40.89点と、不安が大幅に減少しました。
【場所】
赤坂クリニック8階
(当日は6階で受付・会計後、プログラム開始10分前に8階へお越しください)
【日時】
次回は
3月6日(水):自律神経①(講義メイン)
3月13日(水):自律神経②(セルフケアのエクササイズメイン)
※①と②は2週連続の講座となっています。できるだけ、①②連続でご参加ください。
【費用】保険適応
【予約方法】
※ご予約前に必ずこちらをご確認ください※
ウェルビーイングプログラム同意書
Web予約ページにて、予約開始しています。
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ご参加お待ちしております!