考え方を柔軟にするヒント
秋の夜長に、ゆったり読書。
・・・であれば良いですが、秋の夜長に、もんもんとネガティブな考えに時間を費やしていませんか?
私たちが不安になったり、憂うつな気分になったりする理由に、「考え方の癖」があります。
ネガティブな考え方に縛られてしまうと、どんどん辛くなっていってしまいますよね。
考え方を柔軟にするために有効なのが、「考えを足す」という方法です。
今回は、「考えを足す」ワークのポイントをお話します!
まず、ふと思い浮かんだ考えは無理に否定しなくてOKです。浮かんだ言葉はそのままにしてしまって、自分がより楽になる考えをどんどん足してみましょう。
たとえば、明日は会社でプレゼンがあるという場合、
「失敗したらどうしよう、会社で立場がなくなる!」
と考えたとします。
浮かんできた考えはそのままにして、新しい考えを足してみます。
どんなささいなアイデアでもOK!
「きっと上司がフォローしてくれるはず」
「これまでしっかり準備してきたんだから、大丈夫」
なかなか出ないな~という時は、他の人の視点を取り入れてみるとアイデアが浮かびやすくなります。
☑いつも気持ちが安定しているAさんだったら、どう考えるかな?
☑主治医のB先生やカウンセラーのC先生だったら、どうアドバイスしてくれるかな
☑ユーモアたっぷりのあのタレントさんなら、どう言うかな
そうすると、
「失敗したら、今後は苦手なプレゼンが回ってこないかも!ラッキー」
「出来ていないところだけじゃなく、出来たところに注目しよう」
「私にできないなら、他の人にもきっとできない!?」
などなど、普段なら浮かばないアイデアが出てきますよ。
ユーモアも交えて、いろんな考えを挙げてみましょう。
もちろん、浮かんだ考えの中でどうしても受け入れづらい考えは、無理して採用しなくてOKです。
ネガティブな考えに囚われてつらいときに、ぜひ試してみてくださいね。