自分のこころをひとりぼっちにしない
ついに、「師走(しわす)」と呼ばれる12月ですね。
その名の通り、クリスマスや忘年会、大掃除などで、慌ただしく過ごす方もいれば、
「今年は上手くいかずに終わってしまった…」などと思いを馳せたり、
煌びやかな街の雰囲気とは対照的に寂しさを覚えたりする方もいるかもしれません。
ぜひそんな12月こそ皆さんに意識していただきたいのが、「自分のこころをひとりぼっちにしない」ことです。
仮に、周りにあなたのことを助けてくれそうな人がいなかったとしても、心までひとりぼっちにする必要はありません。
まずは、「自分のこころをひとりぼっちにしない」と決めましょう。
その上で、好きなものをイメージしてみてください。
好きな人、憧れのアイドル、好きなキャラクター、ペットなど…
これらを思い浮かべることは、誰かとつながること、つまり、自分をひとりにしない方法の1つです。
その対象が「人間」である必要はありません。少なくとも自分にとって助けになるような存在をイメージすることが大切です。
もちろん上記に限らず、好きな景色、好きな言葉、お気に入りのグッズ、行ってみたい国など、自分の好きなものをイメージすること自体が、ストレス対処にもなります。
疲れている時に、何かするぞ!と思うとなかなか難しいかもしれませんが、自分の好きなものをイメージすることであれば、どなたでも比較的取り組みやすい方法かと思います。
ぜひ12月こそ、ほっと一息つける時間を意識しながら、ご自身を労わってくださいね。
【参考】
伊藤絵美 (2020). 『セルフケアの道具箱 ストレスと上手につきあう100のワーク』. 晶文社.