お灸のすすめ
12月になり、冬の季節に移り変わりはじめています。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今日は寒くなる季節にオススメの養生法である、お灸について紹介します。
お灸というと、悪いことをした時、お仕置きとして「お灸を据える」というような日本語の表現があり、とても熱くて、痛くて、我慢しなければならないようなイメージがあるではないでしょうか?
しかし、実際お灸を据えてみると、温かく、心地よく、気分がほぐれるような感覚になります。
今のようにお薬がなかった時代では、日本人は身体のツボと言われる刺激すると効果の高いポイントにお灸を据えて、病気を治療したり、身体の調子を調えてきました。
有名な松尾芭蕉の「奥の細道」の序文では
「笠の緒付けかえて、三里の灸するより、松島の月先心にかかりて…」
というように松尾芭蕉もお灸をすることで、足腰の疲れをとり、体調を調えて旅の準備のために滋養強壮をしていたようです。
そして、現在ではお灸にはさまざまな効果があることもわかってきています。
・免疫力を高める
・筋緊張を緩和する
・胃腸を調える
・疲労を軽減する
また、近年では体の状態の改善だけではなく、心にも作用する可能性があるのではないかと研究も進んでおります。
実際に、鍼灸外来で治療を受けた方は、
・気分がすっきりした。
・落ち着いた。
・今、心理検査したら絶対にいい結果が出ると思います!
ポジティブなお声をいただくことも多いです。
2025年1月にお灸の体験クラスをウェルビーイングプログラムの中で開催しますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
東洋医学 鍼灸外来
長谷川洋介