「冬の気分の揺らぎ」との付き合い方
1月は一年の始まりである一方、日照時間が短く、寒さも厳しい季節です。この時期は、気分が落ち込みやすくなったり、やる気が出にくくなったりする方が少なくありません。
冬になると、私たちの体内時計は乱れやすくなります。朝起きても外が暗いと、脳が「まだ休む時間」と判断し、活動のスイッチが入りにくくなるためです。また、寒さで外出が減ると、気分転換の機会が少なくなり、気持ちが内向きになりやすくなります。
こうした気分の揺らぎがあるときは、無理のない範囲で出来る活動を取り入れてみましょう。
たとえば、天気の良い日は朝にカーテンを開けて自然光を浴びて、体内時計を整えるように心がけましょう。また、短時間でも外出をすると気分がリフレッシュしやすくなります。室内でも、好きな香りを使ったり、温かい飲み物をゆっくり味わったり、軽くストレッチをしてみたりと、五感を心地よく刺激する工夫が効果的です。
1月は心と体のバランスを整える良いタイミングです。一段と丁寧に自分の心と身体に向き合い、冬を穏やかに過ごしていきましょう。
