緊急事態宣言が解除された県もあるものの、引き続き在宅勤務や自主隔離の生活を送っている方も多いと思います。

こころ穏やかに過ごすために重要な役割を担っている脳のメカニズムに「体内時計」と呼ばれるものがあります。
体内時計がスムーズに働くと、心地よくいられる一方で、その乱れは心身に悪影響を及ぼします。

自宅での生活を続ける中で、どうしても体内時計は狂ってしまいがちです。
また、徐々にこれまでの生活に戻る際にも、体内時計が乱れているとスムーズな移行が難しくなってしまいます。

そこで、生活リズムを整えるコツを、以下ご紹介します。

＊自宅待機や在宅勤務でも、毎日必ずおこなう日課を設定しましょう。
＊起床時間を一定にしましょう。
＊陽の光を浴びましょう。外に出られない場合、窓際でも結構です。
＊毎日、運動をしましょう。
＊日中の昼寝は避けましょう。
＊夜間に明るい光やブルーライトを見るのは避けましょう

「生活リズムを整えましょう！」と言われると構えてしまいますが(笑)、上に挙げたポイントのうち、取り入れられるものから行うことをお勧めします。

そういった習慣はきっと、こういった状況から解放された後にも、皆さんにとって役に立つことと思います。

参考：
日本うつ病学会「新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的大流行下における、こころの健康維持のコツ」